池田正輝

販売士の取得と実店舗における販売を10年以上経験し、実績を構築。 900店舗中、営利率トップ、付加価値生産性トップなど。 現在は統括店長として3店舗の運営を遂行しながら、今までの経験と実績を活かし、執筆業にも注力。 10冊以上のタイトルを販売。「売上を上げる数字力とは」など。

池田正輝

販売士の取得と実店舗における販売を10年以上経験し、実績を構築。 900店舗中、営利率トップ、付加価値生産性トップなど。 現在は統括店長として3店舗の運営を遂行しながら、今までの経験と実績を活かし、執筆業にも注力。 10冊以上のタイトルを販売。「売上を上げる数字力とは」など。

最近の記事

しばらく更新休みます・・・

ここ2週間ほど、noteが更新できていません・・・ 実は店内の画像を発信しまくっていたインスタがまたまた会社に見つかり、今すぐアカウントを消せと。 このnoteも途中から、店舗の実績と連動させれればと思いガンガン載せていましたが、当然見つかるとまずいことになります。 自社はだいぶ変化を嫌う集団というか、スピード感ないというか、できない理由を考えるプロ集団でして、もちろんそれを変えてやろうと上司と日々意見交換しているのですが、なかなかまだ形にはなっておらず。 属している

    • 「店長~~きれ~~~い」

      上記の靴下コーナーの商品入れ替えをしたところ、通りすがりのスタッフがそう言ってくれました。 久しぶりに私の陳列術が炸裂しました。 3店舗を統括的に見ていくと実際の陳列に携わる機会というのがあまりなくて、基本「綺麗な陳列」をどう表現してもらうかというところが重要になります。 裏の背景が見えちゃうとスカスカに見えるからね 縦も横もラインを揃えることを意識してね 並び方よりも見え方だからね テトリスのように形を組み合わせるんだよ こんなことを伝えて、実際やってもらって

      • ボリューム力

        ちょっと前の売場ですが、これは担当する店舗の造花コーナーです。 そもそも、これは20個の造花ポットから倍の40個の造花ポットに拡大したときの画像で営業所に凄いでしょ?と自慢した画像であります。 「お花屋さんみたいですね~~」と褒められて、気分良くなりました。 さぁ、本題ですが この前の展開はどんな展開だったかというと、画像のは3什器で展開していますが、前は2什器で展開してあり、上下が逆でした。 つまり、造花ポットに刺してある、造花たちが上にあり、フック陳列してあるガ

        • 魅せる陳列

          魅せる陳列のポイントは3つあると思っています。 1つめは表面積をできるだけ多く見てもらうこと。これはお客様の消費行動を細分化したときの「注目」「興味」を誘発するために非常に大事な概念になると思います。手に触れるという行為までのハードルは意外と高いんですよね。それまではお客様の視覚にしか訴えられないのですから、手に取ってじっくり見るという行為までの繋ぎを意識しないといけません。 2つめはPOPや写真ですね。今の消費者はこちら側からセールスにもの凄く冷淡です。モノが溢れて、そ

          従業員が楽できる売場を目指すこと

          直営の部長。いわゆる全国に800店舗ある直営店を統括する長ですね。 この方に昔、私の店舗に巡回しに来たときに言われた言葉の1つに 「従業員が楽できる売場になっている・・・」という言葉がありました。補充量が明らかにお客様目線になっていないというところで発せられた言葉ですが、詳しくは以前の記事にまとめていました。 店長、お客さんのこと嫌いだろ? ちょっと前に本屋で目に留まったコンビニの現状をまとめたビジネス雑誌があり、その中に人員不足への対応としてコンビニはどう取り組んで

          従業員が楽できる売場を目指すこと

          出すところないなら壁に穴開ければ?

          先に言っておくと、これは会社に怒られるやつです。 自作什器は何か事故等あったときに責任がすべて店長にいってしまう、当然会社の管理のあまさ、コンプライアンスなんかも社会的に責められます。リスクマネジメントは大事です。はい。 強度の確認はしっかり行ってください。 実店舗の売場の広さは有限です。 当たり前のことですが、案外この有限に気付いていない人多いのではないでしょうか?? 実店舗がネット販売と死闘を繰り広げる昨今、私は散々、実店舗のたった1つの強みを主張してきました。

          出すところないなら壁に穴開ければ?

          ユニクロにして!

          今回も私が担当する実店舗の売場とリンクさせ、それについて書いていければと思います。 まず、この写真が残っていました。見てわかると思いますが、タオル売場ですね。別に特段綺麗にして撮ったわけではないです。むしろ穴もあるし、フック掛けの商品もズレてるので手直しが必要な状態。 タオル売場は他のカテゴリーとはちょっと違い、非常に荒れやすい売場なので、荒れにくい売場にするには、このような綺麗な状態をキープしなければなりません。 ちなみにタオルのたたみ方までしっかり決めていて、しかも

          ユニクロにして!

          「ちょい!ちょい!ちょ~~~い!」

          タイトルどおり、私の叫び声が売場に響き渡りました。 週に一度しか巡回しない店舗で売場のチェックをやっていたところ、画像にある「異常」に気付いた私は目を疑いました。 説明しますと、左のシングル布団用にはバルブ付きと記載されており、右側には記載されていません。ちなみにバルブ付きとは掃除機で空気を吸い込む穴がついており、圧縮するのが楽になります。一方、バルブ付きでないものは掃除機で吸い込む穴は付いていなくて、ジッパーの隙間から掃除機を刺して吸い込む形になり、バルブ付きよりも作業

          「ちょい!ちょい!ちょ~~~い!」

          「異常に気付く陳列とは」

          この飴の種類すごいですよね?若干2フェイスでごまかしているところありますが、そこらへんのスーパーさんたちには負けません。 ちょっと5分の1ほど端と下が切れてしまっているので、実際はもうちょい目に飛び込んでくる衝撃は大きいです。 この裏はBRになっていますが、BRでPC触ってると、よく「この飴の種類ヤバくねっ?」とか「飴がいっぱいあるね~」とかの唸り声が聞こえます。 今回は飴の多さを自慢したいのではなく、テトリス陳列によって縦と横のラインが揃ったときの統一感を映像で知って

          「異常に気付く陳列とは」

          抱き合わせとは??

          もはや、休みの日にしか更新できなくなった私です・・・ それはそうと、テキトーな画像ではなく、実際の売場の画像と内容をリンクさせた方が読まれている感じがしますね!見つかったら怒られる系ですが、画像から決めた方が書くことも次々湧いてきます。しばらくこれでいきます! 今回は「抱き合わせ」という陳列でいきたいのですが、前に書いたクロスマーチャンダイジングと考え方は似ています。 クロスマーチャンダイジングとは このクロスマーチャンダイジングに対し、抱き合わせというのは同じ仲間を

          抱き合わせとは??

          売場のアミューズメント化

          私は上司とイノベーション課を設立しまして、日々あれやこれやと考え、お互いがインプットに励み、意見交換、行動しています。 その中で、上司が売場で「宝探し」がしたいと言い出しました。上司は現場の人間ではないので、実行するのは店舗を統括している私の役目でして。 詳しく聞くと、その宝とは商品のことであり、ヒントをいくつか用意して、そのヒント自体も物語にしたいと言います。例えば、何年前から使われ始めたとかの歴史や、どういう過程で作られているのかなどの流通などです。その物語をお客さん

          売場のアミューズメント化

          ディスプレイの考え方

          DPをする上で大事なことは2つ 1つは 唸らせることこれだけ、この言葉を発信していると、もはや私の言葉だと思って使ってます。 「この店ヤバっ!」とか「すげぇ!」とか「わぁお!」とか思わず声に出ちゃう声で表現されることが特徴です。だいたいビックリマークがつきますね! 人は驚いたことに強烈な記憶が残ることは周知の事実で、型にハマったというか、画一的というか、そういうDPの適用は自己満足に終わります。 例えば、クリスマスのDPといえば、クリスマスツリーに飾りを付けてDPす

          ディスプレイの考え方

          陳列の教え方

          先日、次のメインシーズンであるハロウィンを展開していたところ、デベロッパーの広報の方が「うわぁ~すごいディスプレイですね!写真撮ってもいいですか?」と言ってきました。 まぁ私は感覚だけで普通に並べたり、ディスプレイしたりしているだけなんですが、どうも客観的に見ると、結構イケてるらしいのです。 (ちょっとカッコつけましたが、自分でもイケてるな~と思いながらやってます) そのディスプレイの考え方はまた後日書きます。今回は陳列にフォーカスして。 ハロウィンのような大きなシー

          陳列の教え方

          置き方、掛け方はそれだけ???

          やっと陳列に関する記事が書けます(笑) 最近の話ではないのですが、急に思い出したので。 それは、昔異動したばかりのある店舗で起きました。 売場のグラスのところが店頭にある割には何か平凡で「普通」の展開だったのです。それは、すべて棚陳列で、まぁどこでも見かけるグラス売場ですね。 そこで、私はワイングラスやカクテルグラスなどのいわゆる「脚のついたグラス」を逆さまにして、2つのフックで挟むように陳列し、変化をつけました。そのとき、スタッフが「この陳列ヤバすぎる~」とか「こん

          置き方、掛け方はそれだけ???

          実店舗の存在意義

          今日も嬉しい言葉が聞けました!! それは、次のシーズンである「ハロウィン」を展開していたとき、通っていくお客様たちが「もうハロウィンかぁ~」と次々に言っていくんですね。 これ個人的にすごく嬉しいのです。 1つは販売員として、「ハロウィン」の事前告知に成功したこと。 ハロウィンに限らず、シーズンの売れる売れないは記憶に残るかというのが大事です。 そもそも、今の8月後半。ハロウィンを展開しても、そんなに売れるわけではありません。2ヵ月も先のイベントであるし、クリスマスの

          実店舗の存在意義

          「この店ヤバっ!!」

          自慢ではないですが、このお客様の叫びは、私の担当店舗ではよく聞きます。 今日も聞けたので、記憶が新しいうちに残しておこうかなと思います。ささっと書きますので、誤字脱字等はご勘弁を・・・ それは、キャラクターコーナーの前で起こりました。 若い子ども連れの主婦が、キャラクターの陳列をみて「この店ヤバっ!!」と言ったのです。 私から見ると、お客様の姿しか見えませんから(表情も含む)、お客様の目線の先はどこなのかわかりませんが、キャラクターの商品が並ぶ、什器を見ていただろうな

          「この店ヤバっ!!」