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誕生日プレゼントに学問のすすめを欲しがるアラサー女(私)の話 #3

これは、誕生日プレゼントに学問のすすめを欲しがるアラサー女のお話です。(癖つよ)

▼ 前回の記事はこちらから


学問のすすめ アラサー女独自の解釈

昨日の話では、

学問には分限が大切だよ。
他人の邪魔をせず、人本来の気持ちのままに、自由に学ぼう。
でも、自由を履き違えてるやつはただのわがまま。
傲慢にならないように自由独立しようじゃないか。

と、こんなようなことを言ってます。(個人の解釈強め)

今回は、「人間本来の気持ちのままに」という部分について詳しく書いていきたいと思います。


学問のすすめ -初編 -

● 理に従って遠慮なく行動せよ

「国も個人も自由なものと決まっている」
それを邪魔しようとしてくるものに対して、全く遠慮する必要はない。と諭吉さんは言ってます。
それが、世界中の国や役人だったとしても。

でも、人には境遇があってそれに相応する才徳がなくてはならない。

才徳を身につけるには、ものごとの理を知る必要がある。

ものごとの理を知るには、字を学ばなければならない。

【つまり】学問を学ぶべき。

学がなければ、自由を邪魔してくるものに対して正しいやり方で行動できない。
闇雲に行動したって「ん?バカがなんか言ってるな」としか思ってもらえず、相手にされないんですね。


● この国民あってのこの政治

知恵がない人は、恥知らずだったりします。= バカ
・自分が無知だから貧乏なのに自分を責めない
・近くの裕福な人を恨む
・一揆を起こしたり乱暴したりする

法律のおかげで自身の安全も保たれてるのに、頼るだけ頼って、私欲のためには法を破るなんて筋が通らない。

はい。全くその通りです。
今でも頭の良い高校は制服が自由だったり校則が緩かったりするけど、頭の良くない高校は校則厳しかったりしますよね。
なんか通ずるものがある気がする。

それなりの財産がある人やお金の貯め方を知っている人でも、しつけや教育を知らなければどうなるか。
バカ息子が育ちます。

怠惰になり、放蕩(お酒に溺れること)し、先祖の権利や財産も一瞬で水の泡。煙になります。

【でも】
こういう愚民にものごとを伝えても伝わりません。
なぜなら学がないから。
理解できないんです。こっちの言っていることを。

【するとどうなるか】
武力で脅すしかなくなるんですね。
「愚民の上には圧政がある」
これは自分たちが招いた結果だと、統治の厳しさや緩やかさは、民衆に徳があるかどうかで決まると、諭吉さんは言ってます。


● 人として当たり前の感情に従う

でゆうか、そもそも圧政が好きなやつなんていない。

誰もが自分の国が富み、栄えて、強くなってほしいと思っている。
=これは当たり前のこと

この人として当たり前の感情に従って
・日頃の行いを正しく
・広くものごとを知り
・立場に相応しい知恵や徳を備える

これが大切だということです。


続きは月曜日

これ、私の個人の解釈強すぎて「本当に諭吉さんそんなこと言ってるの?」と思うかもしれませんが、途中に出てくる

「バカ息子」

これ、本当に本の中に書いてあるんですよね (笑)

私が読んでいる学問のすすめは、原文を忠実に訳しながらも可能な限りわかりやすい現代語に置き換えて出版されたもの。

だから、当時の言葉が「バカ息子」ではなくても、諭吉さんの言ってることは「バカ息子」だったということですね。

親近感〜。
そーゆーことをはっきりわかりやすく言ってくれる人って好き。ちゃんと理由も説明してくれるし。

(バカアラサーの感想)


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