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結局「できる」と思えるかどうか

私は中学3年生のころ、気づいたら40kmを走っていたことがあった

そんなことあるのかと思う人も多くいると思うが本当に本当のこと


私がまだ北海道の札幌市に住んでいた中学生の頃、いつも夜に近所を一緒に走っていた友人がいた

ある時、午前中に学校が終わり、その友人から「13時ごろから走ろう」と誘われた

「念のため500円だけ持ってきて!」と言われ、今日はいつもより長い距離走るのかな~なんて思って家を出た

友人と合流すると、「今日は小樽まで走ろ!」と言われて、小樽は隣町だし「いいね、行っちゃお」と即答した

札幌から小樽まで電車で一本だったため、基本的には線路沿いを走り小樽へ向かった

走っても10kmくらいと思っていたため、ジャージ姿に500円玉がポケットに入っているだけ

道路の看板を目印に走っていると、意外に遠いことに気づいた

途中小さな山を二つくらい超えたり、時にはトンネルの中を走ったりもした

でも、小樽まで行けないという考えが一切浮かんでこない

なんなら小樽に着いて「意外に遠かったな(笑)」と友人と笑って話している姿すら想像できた

小樽駅に着いたのはたしか17時半とか

そこで初めて地図アプリを開き距離を調べてみた

走ってきた距離に驚いたのと同時に「うまく自分を騙せばなんとかなる」と気づいた

あれこれ考えず、ゴールに向かって走り続ければいい

もちろん中学生の怖いもの知らずの状態だったからできたことかもしれないけど、大人になるにつれて、何かやろうとしたときにネガティブなことがいくつも頭をよぎる

ネガティブな感情に乗せられてできない言い訳にしてしまうことさえある

歳を重ね、経験を積むと、行動の結果どうなるかは色々と予想ができてしまう

でも、そんなやる前からいろいろと計算して行動するのはもったいない

ほんとにやりたいことがあるのであれば、自分を騙すくらい「できる」と言い聞かせればいい

そうすると徐々に、できなかった時の言い訳やできない未来がみえなくなると思う

いい意味で過去や経験を参考にせず、できる未来をみて夢を追いかけたい






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