見出し画像

花より羊羹。

こんにちは、七瀬です。

みなさん、お花見は楽しまれていますか?
今日は桜にちなんだお菓子の話題をお届けします。

「薄墨羊羹(うすずみようかん)」という羊羹が愛媛県松山市にあるのですが、なぜ薄墨なのかというと……

天武天皇の皇后が四国・道後へ湯治に訪れた折、
名刹東光院西法寺にて
病気平癒の祈願をされたところたちまち全快され、
その礼にと天皇から賜った名桜が
「薄墨桜」であると伝えられています。
「薄墨羊羹」は、
その名桜に因んだ松山銘菓として
広くご賞味いただいています。

(薄墨羊羹ホームページより)

とのこと。

薄墨桜の品種は「イヨウスズミ」で、学名はPrunus jamasakuraといいます。
イヨウスズミは西方寺でしか咲かない桜なのだそうです。
ちなみに西方寺の住職さんの苗字は薄墨(うすずみ)さんというとテレビで紹介されていたような気がします(確認できませんでした)。

それでは花より羊羹のことを。

一番スタンダードな羊羹「小棹(こざお)」には豆が入っているのですが、その豆は薄暮に散る薄墨桜の花びらを模しているのだそうです。

私が好きなのは「こざくら」という一口羊羹です。
カバー写真の左から純米大吟醸・黒糖・抹茶で、えひめみかんと小豆もあります。
純米大吟醸は銘酒「獺祭(だっさい)」の酒粕を使った羊羹で、ほんのり日本酒の香りがします。

こざくらには松山出身の墨絵イラストレーター・茂本ヒデキチさんによるイラストの入った「松山道後めぐり」もあります。
松山道後めぐりは小豆・抹茶・黒糖・えひめみかんの4種類です。

松山にお越しの際はぜひチェックして下さいね!






いいなと思ったら応援しよう!

七瀬(Nanase)
お気に召していただけましたか?いただいたサポートは、活力をチャージするためのお茶代になります。よろしければサポートお願い致します。