2024年6月自選
#tanka
嘘つきでごめんねわたし春が好き 君がどこかへ行ってしまうから
感情は第二・第四土曜日に袋へ入れてお捨てください
自己愛と対象愛の違いってなんなのだろう 好き?と聞かれる
雨音が少し苦しい日もあって丸めた跡のある進路表
はんぶんこした青い春 それぞれをおまもりとして持っておこうね
Call you god あるいは oxygen. だってあのとき目が合ったから
よく食べてよく眠ろうね 健康な心になって君を忘れる
6月、少ないけど自薦できるくらいには詠んでいました(一字あけが多すぎる)
もうすぐ7月も終わりかけていますが、5月自選のnoteに書いた「喉、ずっと透明な手に首を絞められているような圧迫感がある。息苦しい。」はまだ続いています。正常な人間って難しい。
土曜日の朝、寝ぼけた頭でインスタを開くと、推しの更新があった。
(珍しい。朝からラッキー)と思いながら翻訳ボタンを押して、おどろいた。東京で行われる、ハリウッド・コレクターズ・コンベンション。それに、推しが参加するという。
え、え、え、エドワードファーロングが来日!?!?!?!?!?
私が高校3年生のとき、映画にハマるきっかけとなった人物だ。しかも映画にハマる→脚本を書いてみたい→芸大も受けてみるか→紆余曲折を経て芸大の文芸へ行く→脚本ではなく小説を書くことにハマる といった流れなので、芸大を選んだきっかけの一つでもある。すごい。
もうそんなん行くしかなくないか? チケット代を確認する。まあ正直下宿住みの学生には高いが、全然払える。えーっっっまって自撮り(2ショット)できるの!? 私の人生を変えてくれたといっても過言ではない推しと!?
開催日は9月の連休。夜行バスの値段を調べる。たっっっっっっっか!!!!!!! 連休ってこうなの!? 夜行バスも高速バスも乗ったことないから知らなかった。というか、一人旅どころか友達や恋人とさえ旅行に行ったことがないので本当に勝手がわからない。東京には修学旅行と部活の大会で行ったことはあるが、一番新しい記憶で7年前とかである。一人で行って生きて帰ってこれるのかな。
不安の方が大きくなってきて、頻繁に東京へ行く友人たちに連絡をした。予定被ってませんか!!というのと、東京への良い行き方を聞いた。恋人には「急(2ヶ月前)に言われても困る」と断られた。一人で行って生きて帰ってこれるかわからないよお!!!!と泣きついてみたがだめだった。かなCですが仕方なE
友人たちに聞いてみると、なんとか帰ってこれそうな気持ちにもなってきた。他学科の友人ひとりとは一緒に行けるかもしれない。
しかしここで最大の問題があった。親(とお金)。バイト代が振り込まれる口座の通帳は親が持っていて、いついくら引き出されたかわかるから、黙って東京へ行くのは難しく、かといって「友達と東京に行ってくる!!」が許されるかでいうとまあ怪しい。今まで友達と旅行へ行ったことがないのは、単に私に旅行するような友達がいないのもあるし、あんまり旅行に積極的じゃない(というかお金を一気に使う罪悪感がすごい)というのもあるが、親の反対もあった。たぶん私が、皆さんが思っている以上にしっかりしておらず何もできないからだと思う。
でも行きたい。でも正直不安だ。反対されたら諦めるしかないけど、アメリカのイベントだから行けない、というのと、東京のイベントだから行けない、というのは訳が違う。違いすぎる。
というのを考えていたら、どんどん気持ちが沈むようになってきた。世界一好きな俳優の来日はとんでもなく嬉しいのに、自分がいろいろとできない人間のせいで、行きます!楽しみ!それまで生き延びるぞー!と思うことができない。
まだ親に話してないんですけど、話すのも緊張する。
反対されたら酒代に注ぎ込むということで。
夢のような話すぎて、夢だったらいいのに、という気持ちもある。
かわいいトートバッグがほしい。
ほぼ確で学生最後の夏休みなのに、バイト以外なんの予定もない。皆さんご飯でも行きましょう。
最近は3代目の小林直己さんも推しています。笑顔が好きです。ニコッ