枯れた花。朽ちた倒木。錆びた鉄柵。ですら
一回やってみたかったその2。マルセル・デュシャンの作品みたいなネーミング。
対決再び。600万画素の男VS画像生成AI
現代のカメラは偉大です。大抵のものはビビるほど美しい写真にしてくれます。何せプロの写真家が「もうカメラマンいなくてもいいんじゃないかな」ってあきれてしまうほどです。
もはや美しく撮れないものなど存在しないというほどに高性能化したデジタルカメラ。だったら本来なら美しいとは言えないものでも美しく撮れるでしょうか?前回やってみたAI生成画像と対決する形で見てみましょう。
今回は先攻をAI。後攻を自分にしてみました。あとハンデという事で(笑)こちらは複数枚の写真を出させてもらいます。いやぶっちゃけ俺のウデじゃこのくらいハンデがなきゃ勝負にならんてw
こういう難しい被写体は素人の自分には敷居が高すぎるので支援になるものは遠慮なく使わせてもらいますよってことで、感情に揺り訴えかけてくるものといえば、聴覚によるものが一番ってことで、このようなBGMはいかがでしょうか。(と適当な理屈をつけて自分が気に入った音楽をご紹介したかっただけだったりして・・・)
以下、適当な文章が添えられていますが、そんなものは無視して、画像クリックで画像だけ表示されて左右をクリックすると画像だけ見ていくことが出来るので、そうやってスライドショー的に見ていただければ幸いです。
枯れた花は被写体になりうるのか
まず枯れた花を美しく表現するにはどうすればいいでしょうか。AI先生。お願いします。
相変わらずいい感じにやっていただけてるんですが・・・
色々お願いしているうちに、気づいたんですが、「枯れた花」と「花」と少し違うだけなら構図が似てくるようですね。
さて、実際に写真を撮ってみるとどうなりますか。
これだけで見ればそんなに悪くない?
でもちゃんとした花の写真と比べるとどうしてもイマイチなんだな。
どうしても地味さを否めないとなると何か補う手段が必要なわけですが。
似たような状態のものだとそんなに変わらないか。
コンディションの違うものの組み合わせてみれば割といい感じか?
枯れ木の写真を撮ってみる
つぎは枯れ木です。AI様はどんないい感じの画像を出していただけますでしょうか。
こんな写真が撮れる場所まで行けねぇwww
やっぱりこのタイプは脇役がいた方が見栄えはいいみたい。
こういうものを見栄えよく撮りたいのだけど難しいですね。
ガンバってピンでやっていくには、ここまで非現実感を出した方がいいかも。
錆の魅力
長く厳しい環境に耐えてきたという趣の錆には独特の魅力があると思うのですよ。AI画伯はいかがお考えでしょうか。
しかしモノクロにしてきた。あの赤銅色がいいのに。
この今や無用の長物となりながらもなお存在感が素晴らしい。
その鱗片は廃墟まで出向かなくても割と身近にもあったり・・・
若い頃は、戦場で花々しく散ってこそ華だと信じていました。
でも、幸か不幸か、自分にはそんな戦場は与えられませんでした。少なくとも日本の中にはそんなものはありませんでした。
いや、分かってるんですよ。日本中の大多数の人々にとっては、それで良かったんだってことは。
とまあ、バズりもしない、普通は撮らないもので色々やってみた結果でした。