雨の日に写真を撮りに行く
普通は写真は晴れている時に撮るものですが、雨の日に撮ってみるとどうなるか?というお話です。
敢えて人とは違う行動で
普通は雨の日に外に出かけようという人は居ないと思いますが、普段はあまり出たがりではない分、出歩く人が少なくなっている雨の日に敢えて出かけて行って写真を撮るという事がたびたびあります。まあ、モノ好きな人の行動ではあます。
しかし以前にコロナ禍の京都や姫路城に行ってきた時のように敢えて人とは違う行動をするだけで人とは違う写真を撮ることが出来るのです。
自分がやったようにコロナ禍での外出となると、出来る限りの安全対策をとる。例えばソーシャルディスタンスの確保。つまり友達などと一緒に出掛けて行くなどといった集団行動を出来るだけ避ける。などの気を使わなければならなかったりして、何かと敷居が高かったりするかも知れません(最初からボッチの自分には関係ありませんがw)
しかし、「雨の日に出かける」というのは極論雨傘を差して出かければいいだけなので、それほど難しい話ではないでしょう。人とは違う写真を比較的簡単に撮れる可能性があるという事です。
他に何か問題があるとすれば、エントリー向けの安いデジカメは大抵防水仕様ではない。そしてデジカメは電気で動く以上、水は大敵である。という点でしょうか。今だフィルムカメラがデジカメに勝る部分かも知れません。
(別にフィルムカメラが特別雨に強いという訳ではないのですが)
難しい曇り空での撮影
雨は降っていないけど晴天とは異なる状態。つまり曇り空での撮影は雨が降らない分より敷居が低いかも知れません。しかし光の状態が晴れとは異なるので晴れている時と同じ撮り方をしても全く違った印象を受ける場合があります。つまりハッキリ言って見栄えの良い写真にならない場合があるのです。
いっその事自然光で撮影するのを諦めてストロボを使って撮影するとよいかも知れません。最もストロボの光も自然光ではないので使いこなすには慣れが必要で普段から使いこなしていないと撮った写真が全部不自然な写りになった。という事になりかねません。
プロのカメラマン - この場合広告用の写真などを撮るプロカメラマンの人たちの事ですが、仕事で撮る写真の場合はほとんど場合、ストロボを使って撮影しているようなので、プロの人たちがどうやってストロボを使っているか分かれば参考になるかも知れません。
最終的な撮影の難易度は変わらない。
以上のように雨の日や曇りの日の撮影には独自の問題があり、これらに対処しなければ晴れの日での撮影より良い写真(ここでは自分が納得できる写真と定義します)が撮れるとは限らない面があります。
そう考えると雨の日の撮影での問題に対応できたとしてもそれだけでよい写真が撮れるとは言い切れなさそうです。自分は最初から撮れないのであまり気にしていませんが、人を撮りたいという場合は最初から外に出ている人が少ない雨の日とは実はより難易度の高い撮影になるとすら言えます。
とはいえ、人とは違った写真を撮ってみたいという人は一度試してみるといいかも知れません。ストロボなどに頼らず、あくまで自然光で撮るという人にとっても、人出と同時に光量自体が少なくなるので光への感性がより鋭くなり、晴れた日の撮影にも生かすことが出来るようになると思います。
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