うつ病寝たきりがYoutubeもできるようになった
こんばんは。こちらではお久しぶりです。
先週はというと、noteをお休みし、Youtubeに動画をアップしました。
新しい挑戦ということであまり再生数とか登録者数とか気にせずに楽にやってみよう、という気持ちだったのですが、思っていたよりずっとたくさんの人に見ていただき、とてもとても心が温まりました。
ありがとうございます。
今回はその裏話ということで、少し深掘りしてみたいと思います。
やってみようかな、が形になった
さて、さっそくですが、私が出した動画はこちら。
このブログだけを読んでいる方は驚くかもしれませんが、以前からメイクすることがすごく好きで、Twitterの方では写真をアップしていました。それの動画版です。
実は動画作りは大学で経験済みです。というか、かじったことがあるからこそ、動画へのやりたくない気持ちがぼんやりとあったんです。
そう、"ぼんやり"と。私が一番苦手なのはこれです。言葉にできない”ぼんやり”が私をストップさせる。理由がわからなくてただひたすらに怖い。高い高い不安の壁が目の前に立ちはだかるんです。
正直、少し前の私だったらそこで一生ストップしていました。諦めて壁のない方へ歩いていってました。でもここ3か月くらいでその高い壁を壊す方法を身に付けたんです。
なんでもいいからやってみよう、と。
正確に言えば、そのやってみようを後押ししてくれたのは時間の余裕です。無職でほとんど自宅にこもっている私には唯一時間だけはたんまりあります。その余裕が背中を押してくれました。
1cmのハードルを1つずつ超えてみる
それで、やってみたら意外とおもしろかったんです。携帯一つで動画を撮って、アプリを入れて、なんとなく切り貼りしてみたら、思ったよりそれっぽい動画を作ることができました。
そうこうしているうちに、ぼんやりした不安の正体もわかりました。部屋の汚い部分が映ったらどうしよう、とか、動いている私ってたぶん目も当てられないほどだ、とか。そういう超しょぼいものでした。
しょぼすぎだろ!なんて思うでしょう。でもね、不安って割と全部そんなもんなのかなって思います。
私、お金に関することを考えるのがものすごく苦手なんです。投資とかそういう難しいことじゃなくて、毎月くる光熱費の支払いとか、契約の更新とか。そんなのですらなぜか「怖い!」と思って後回しにしてしまうんです。一度山のように貯めたことがあります。結局それは母に手伝ってもらって全て支払いました。母にはギョッとされましたが。
なんかね、怖すぎて封も開けられないんですよ。たぶんみんな、どういうこと?と思うでしょうけど、めちゃくちゃ怖いと思ってしまうんです。そして未開封の請求書がどんどん溜まって、山の完成です。
少し前の私はそんな感じだったわけです。しかしステップを踏むことで解決することができました。
そのステップというのはこうです。1日目、届いた請求書を机の目立つ場所に置く。2日目、封を開ける。3日目、Paypayで支払う。ね、画期的でしょう?
違いますよ?Paypayで支払えることが便利だねって話ではなくて、2日目に封を開けるところとかが画期的だって、そういう話ですよ?
まさか本当にこんなことしないとできないのか、もうそろ25だぞって?自分でもそう思います。でも私にはこの方法があってるんです。苦手なことに対してのハードルをとことん下げる。そうすることで余裕ができていろんなことができるようになりました。
乗り越えたものの内容なんて、大きさなんて、どうでもいいんです。乗り越えることができた自分を褒める方が先です。
そうして正体不明の不安に勝つことができたんですもの。そうして新しいことにチャレンジできたんですもの。
自分のペースはどんなもんだろう
「何かに理由をつけてやらないんじゃなくて、とりあえすやってみたらいい」こんなフレーズ聞いたことありませんか?なんかいろんなところで聞く気がします。
まあ私は「ちょっとやってみたらいいじゃん」なんてなんでもできそうな人に言われても「いやいやおめーのちょっとは私にとって5mくらいあるんだわ」って思ってしまいますが。「しかも私ののやりたいことなんて、私以外にウン万人と既にやってるわ」とかも思いますね。
そんな考え方ばかりしていたら、自分の価値がわからなくなりました。そして、いつのまにか死にたいなとか思うようになってました。
幸せなことに、今は考えを改めることができました。自分がやりたいことを先にやっている人がいても、もっと上手な人がいても、自分のやってみたい気持ちを育ててあげることが1番大切なんだ、と。自分を大切にするってこういうことなんだろうなと思えるようになりました。
それと、やる気を支えてあげるにはどこかに余裕が必要だということもわかりました。しかもその余裕は自分のペースで作っていいんです。
たとえ請求書を確認するのに3日かかっても、それは達成するために必要な余裕も含まれた時間。何もおかしくないし、行動できているんだから素晴らしいよ。
もしかしたら、できるようになるまでたくさん失敗するかもしれないけれど。なかなかできなくてついつい他人と比べてしまうかもしれないけれど。けれど、失敗したことを後悔しなくていいし、他人と比べてがっかりしなくてもいい。
自分と向き合おうとしたその姿勢が素敵だと私は強く思います。
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