見出し画像

丼に髪の毛が入る(後払い)全文読めます。

たまには有料で、宜しくお願いします。
また、無料でいくつかあげますので、たまには有料にさせて下さい🙇🏻

是非🙇🏻


夜のリビング。 家族でご飯。 うどんを食べていた。 

うどんをすするムスメを見ると、丼に髪の毛が、盛大に入っている。

汚い。 一本だけ、とかでは無い。 右のモミアゲの長い髪の毛が、ごっそり入っている。

さすが子供、そんなことには気付かないし、気付いていても、お構いなし。

さすが、便所のドア全開で、ウンコするだけの事はある。

「髪の毛、入ってるで!」 注意する。

『え?』
「ほら右! うどんのとこに、髪の毛入っているって!」
『ああ、、』
ムスメは、そう言いながら、面倒くさそうに、、
モミアゲから垂れた髪の毛を、箸でかき上げた。

うどんみたいに、箸でつまみ上げた。
「麺類の時は、いつもこうなんで!」 という感じで、当たり前の様につまみ上げた。

何でもありだ。 右手は箸を持っているから左手で……などとは、思わない。

一旦、右手の箸を置いて、何も持っていない右手で……などとは、思わない。

最短の右手の箸で、「ヒョイっ」と、つまみ上げた。  

つまみ上げる所作が、手馴れ過ぎていて、、
「それが正解やったかな?」と思わされる程だ。

♦︎焼き肉屋さんで、生肉つまんだ後のトングで、「ヒョイっ」やらなければいいが、、。

♦︎学校の校庭で、ゴミ拾いの時、犬のウンコつまんだ後の火バサミで「ヒョイっ」やらなければいいが、、。

♦︎みたらし団子食べてる時に、そのまま団子で「ヒョイっ」やらなければいいが、、。

そして、、ムスメに言ってやりたい。
「お前は、夜中にカップラーメン食べながら、箸でページめくる、科学者か!」

言ってやりたい。


おやすみなさい。

ここから先は

0字

¥ 500

この記事が参加している募集

三冊目の本を出したいので、宜しくお願いします🙇🏻 二冊目の「超人間観察」の方が面白いのに、何故か売れ行きが……。 宜しくお願いします🙇🏻