『死にたくなったら電話して』を読んで
時々強烈に破滅願望が沸き上がる
死ぬまで食い続けないといけないから色々我慢してまともに働いて
欲求を抑えて貯金したり、食い扶持としての組織に属し続けるために
自分の感情を抑えたり
そういう未来を見据えての、今この瞬間に存在している私の実存を押し殺す立ち回り
そういうスタンスをぶっ壊したくなることがある
だから破滅的な物語に強烈に惹かれる
李龍徳さんの『死にたくなったら電話して』も破滅的な物語
ただし破滅的で退廃的な、耽美性を含んだ心地よさにおさまらない物語
正直、