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11回の交通事故のお話 その2
※インスタからの転用記事です。
人生で最大最悪最低の事故を起こす。
19歳の頃、車を持ち行動範囲も広がると同時に交友関係も広がりました。年上の友達との時間はすべてが目新しく刺激的で、彼女たちといると大人になったように感じていたんだと思います。
その友達と付き合うようになって、自然と居酒屋やバーに出入りするようになりました。
その頃はまだ飲酒運転の取締が甘く飲んで運転して帰宅するなんて当たり前でした。代行業者も少なかった。何より田舎に住んでいるから車じゃないと帰れないので遊んでは飲酒運転して帰宅。そんな日々を過ごしていたある日に事故をしました。
友達と遊んだ後に1人で運転して帰宅中「今何時なんだろう」と時計を見た次の瞬間、普通車が目の前に!
ブレーキを踏んでも間に合うわけがありません。
私が中央線をはみ出して対向車と正面衝突。
もちろん飲んでいました。
すぐに警察を呼ばれ、親を呼ばれ。
父が迎えに来てくれました。
私の父は怒るとめちゃくちゃ怖い。合気道黒帯で身長も180センチある上に、塗装業(今は養蜂家w)をしていたので筋肉隆々。どんなふうに叱られるのかと震えていました。
でも予想に反して、何も言われなかった。それが逆にとても辛かった。
先方に謝罪に向かった帰りに母がポツリと「好き勝手遊んで自分で蒔いた種。これからどうしていくのか自分で考えなさい」と言いました。
自由というのは信頼の上に成立するものだと、深く感じた19歳の事故でした。
続く
※画像はイメージです