骨格移動をさせていく時の大事なポイント
こんにちは。
またちょっと間が空いちゃいました。
今日は
「骨格メソッドのセッションを受け始めてちょっと変わってきたけど、もっと変わっていきたいなー」と思っている人に
骨格移動をさせていくときの大事なポイントをいくつか紹介します。
1.体の緊張を取り除く
骨格メソッドでは、崩れてしまった骨格構造を元の状態に戻すために
体の緊張を取り除いた状態でセルフケアを行ったりセッションを受けたりすることを理想としています。
なので普段の生活の中でも体をコントロールする=緊張させることをお休みしてたほうがいいとお伝えしています。
え、体を緊張させることって何?ッて思いますよね。
実は
・過度な筋トレ
・過度な運動
がそれに当たります。
筋トレとは負荷をかけながら筋肉を収縮させるエクササイズのことを指しますが、負荷をかけて筋肉の成長を促しているので日常動作よりも緊張度が増します。
過度な運動も同じく、負荷が高いと緊張度が上がります。イコール筋肉が固まってしまうんですね。
そして筋肉は関節と関節をまたいでつながっています。
なので、骨格メソッドで関節の関係性、組み合わせを変えていきたいときに筋肉の緊張度が高いと関節の関係性が変わりづらいということは容易に想像できますよね。
なので筋肉の緊張度をあげないために筋トレ・運動をお休みしたほうがいいですよ〜とアナウンスしているということです。
ちなみに、ボディビルダーとかミスコンに出場されるような「筋肉美」も求められる職業の方で、筋トレと併用して骨格メソッドを取り入れてボディメイクをされている方ももちろんおられます。
そういった方は関節の関係性を変えていくスピードは、お休みしている人よりもゆっくり目になることをご理解いただいて併用されていると聞いています。
きちんとインストラクター・セラピストがお客様とコミュニケーションを取って行くことがいちばん大事なことだと感じています。
2.柔軟をしすぎない
次に、ストレッチしすぎないということがポイントです。
ストレッチとは筋肉を引っ張って伸ばす行為で、筋肉の柔軟性を高めることを目的としていますが
皆さん、適度なストレッチってどれくらいのことを指すのかご存じですか?
「少し痛みを伴う状態」は、あなたの筋肉に対してすでに過度なストレッチだよというサインなんです。
「痛気持ちいい〜」とぐいぐい伸ばしていると関節の安定を保つための靭帯が伸びてしまいます。
するとその安定を欠くことになり、そこに筋肉や脂肪が天然のサポーターのように守りに入り始めます。
するとその関節は、きちんとした状態で圧がかからないので機能が低下してしまう。
骨格メソッドは先程から何回も書いているように「関節の関係性、組み合わせを変えていく」ので、その関節の安定を保っている靭帯を伸ばすことを続けていると施術とは相反する場合が多いため、できればお休みすることをお話しております。
ですが、お仕事上どうしてもストレッチがかかってしまうシーンが多い方の場合は関節を締めるワークを一日に何度も何度も取り入れてもらっております。
これもやはりコミュニケーションを取って、メンタルは柔軟に対応していけたらなと思っている部分です。
骨格構造が変われば日常動作が筋トレ・ストレッチになる
お客様で
「筋トレしないと衰えちゃう」という方がいらっしゃいましたがむしろ崩れた骨格構造の所で筋トレをしたとしても付けたい部分に筋肉がつかない、付けたくない部分の筋肉が成長してしまうことがあります。
そりゃそうなんですよ。
建物で考えてみるとわかりやすいんですが、土台の骨組み(背骨)が崩れている状態できれいに外装壁(筋肉)をリフォームしようとしても綺麗にはリフォームできませんよね。
大工さんも困ってしまいますw
そして私達は人間なので無理やり外装壁の筋肉をつけた場合、正しい状態で付いていないので【代償運動】でなんとか筋肉の使われるルートを変えて体を動かす状態になっていきます。
そして痛みを伴うようになったり重くなったりしながら、本来なら動かない安定の骨がで動いて【代償構造】が作られていくエラーのループが起こってきます。
骨格構造が変われば、元の構造に戻れば、きちんと体の一番深部の筋膜ラインのインナーマッスルにスイッチが入る体になるので、日常の動作がすでに筋トレ・ストレッチになってくれるのです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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