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愛こそ皆の仕事

「いーい仕事してますねぇ」

ピン💡とこられる方もいらっしゃると思いますが、骨董美術品などのあの番組で、鑑定の時に鑑定員の方がおっしゃるあの台詞。

お寿司屋さんで

「この煮蛤!いい仕事してるねぇ!」

というような事を隣の隣のおじ様が言っていることも聞いたことは皆さんはありませんか?

仕事とはどういうことか、私は20代のころ悶々と考えたことがあります。

その時には人に尽くすこと。

というような考えで落ち着きました。

でも今はそれとはまた違います。

仕事とは仕える(つかえる)事と書きます。

仕える(つかえる)とは自分よりも目上の人のために働くという意味だそうです。

さてそれでは、自分よりも立場が上の人のために働くこと、役に立つために人が動くことが仕事という事でしょうか?

立場が上。

というところには私は?マークがでてしまいます。

私が思う仕事とは

エネルギーの交換さらには循環をさせることで、お互いが喜びを感じ切磋琢磨し向上をしていくこと。

それが仕事なのではないかと思ってます。

例えば陶芸家の方なら

土や火のエネルギーに更に自分のエネルギーを吹き込みます。

そしてその作品は、手に取る人や見る人々に、素晴らしいエネルギーが伝わり感動を与えます。

寿し職人の方も、それだけでも美味しい蛤という一つのエネルギーに、様々な行程を加え、職人の方のエネルギーが吹き込まれることで、更に味わいは深まり感動を与えるものが出来上がります。

そのエネルギーはどこに行くかというと、そこで止まることなく、そのエネルギーをうけた私やあなたが、また違う形で循環させ大きなエネルギーへと変わって行くのだと思うのです。

世の中には様々な職業があります。

飲食、建築、製造、配送、サービス、IT……

千差万別となると思いますが、良いエネルギーの循環が出来た時、それが良い仕事と呼ぶに相応しいものだと私は思います。

エネルギーの循環がうまくいかない時。
それはどんな時でしょうか?

例えばお互いの求めるものが違う時。
いくら良いエネルギーでも、歯車が合わないとうまく循環しません。

スーパーのお寿司しか食べたことない人に、職人の作ったお寿司を渡すとします。
「美味しい!また食べたい」
と思うか
「スーパーのお寿司の方が好き」
と思うか
「そもそもお寿司が好きじゃない」
と思うか
「好きだけどアレルギーで食べられない」
と思うか。

ここがとても大切なところでもあり、ただ自分が良いと思うものを無差別に与えることは自分自身や他者へのテロにもなりかねません。

「なんでわかってくれないんだ!」

お互いがこんな気持ちにならないように

自己と他者を知ること。

それも大切になってくるのではないでしょうか?

様々なエネルギーを循環させていくことで、世の中は良くも悪くも変化し続けてきました。

それがどんなエネルギーの循環で出来上がった世の中なのかどうかは、私達自身が身をもって感じている毎日だと思います。

出来ることなら良い仕事をし続け、愛溢れる世界で過ごしたいと思う

私もそんな地球上のひとりです。


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