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小確幸(小さいけれど確実な幸せ)と、私の気づいた幸せ

(最終更新日:2023年12月10日)


タイトルにある小確幸とは作家村上春樹さんが小説『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』の中で用いた造語です。


村上春樹さんの本は世界各地で広く人気がありますが、この小確幸という考え方は台湾や韓国などで受け入れられています。


私は恥ずかしながらこの『うずまき猫のみつけかた』については未読です。

にもかかわらず、この小確幸という考え方を知ったのはネットで以下の記事を見つけたことがきっかけです。

ご存知の通り、岸見一郎氏は名著『嫌われる勇気』の著者です。


このニュース記事は残念ながら現在は有料になってしまいましたが、公開当初は確か全文無料で読めた気がします。

記憶を頼りに書くと、確か幸せになるには村上春樹さんが著書で書いている小確幸を実践するのが良い、ということだったはず(ざっくり)

小確幸とは漢字の通り小さいけれど確実な幸せのことです。


私は人間はあれもこれもと欲張るから不幸になる、人と比べるから不幸になる、と考えています。

人の欲望は限りないのです。全て満たされることはありません。

満たされたら満たされたで次のより大きな欲望が出現します。

欲がないのも問題ではありますが、欲に飲まれるのはさらに問題であると思います(現にそれが理由で実に多くの人たちが過ちを犯しています)。


一般的な「幸せ」(例えばお金をたくさん持っている、友達がたくさんいる、社会的地位が高いなど)は、いわば他人によって作られた幸せです。

幸せそうな芸能人や有識者、政治家などでも犯罪を犯すことを考えると、作られた幸せに疑問を呈するのはなんら不自然なことではないでしょう。

私の考える本当の幸せとは、幼い頃に感じた幸せです。


幸福学は最近確立された新しい学問です。

詳しくは明るくないのですがどうやら心理学や哲学、経済学、社会学、統計学などあらゆる視点から幸福についてアプローチしているようです。

興味のある方は調べてみると良いかもしれません。


以前とあるテレビ番組で人の幸せについておっしゃっていた経営者の方がいらっしゃいました。

氏曰く、人の四つの幸せとは、

・人に愛されること
・人から褒められること
・人の役に立つこと
・人から必要とされること

だそうです。


他にも、人の幸せについては多くの宗教が言及しています。

これまた興味のある人は調べてみてください。


突然ですが精神医療の現場で使われている方法に元気回復行動プラン(通称WRAP、ラップ)というものがあります。

元々は気分障害である双極性障害(躁うつ病)という病のために考案された治療法だったようですが、双極以外の幸せを感じにくい精神的な病にも、ひいては健常者の体調管理にも使うことができる方法であるように思います。

WRAPでは体調や気分に応じて必要な幸福を感じること(元気に役立つ道具)を実践します。


いきなり精神医療の話まで引き合いに出して何が言いたいのかというと、小さな幸せに満足することはとても大切なのです。

幸せの閾値を低くすると生きるのがグッと楽になります。


楽に生きるのに一つコツがあるとするならば、幸せの大きさを自分で決めることです。

大きな幸せでしか満足できないような考えでいると、そりゃ不幸なのも仕方ないよな、と思います。

あらゆる物事に意味を与えるのは自分なのです。


あなたの考える些細な、なんでもないことのように思えるような幸せを書き出してみてはいかがでしょう?

そうすればきっとあなたは幸せであることに気づくはずです。


と、前置きが長くなってしまいましたが、ここからは私が日常で気づいた幸せについて書き出してみます。

哲学的な内容で、かなり抽象的な表現になっていることもありますがご容赦願います。

1〜88まで、全部で88個あります。


【私(Linus)が気づいた幸せとは】

1. 毎日何事もなく過ごせること。

2. 人の幸せを心から祝えること。

3. ごはんが美味しいこと。

4. 人の争いに巻き込まれないこと。

5. 愛を知っていること。

6. 笑えること。

7. 共感し合えること。

8. 穏やかな風が吹いていること。

9. 健康なこと。

10. 学べること。

11. 目に見えない繋がりを発見できること。

12. 自分の周りに幸せな人が多いこと。

13. 猫が寄ってくること。

14. 自分が考える幸せを選択できること。

15. 余裕があること。

16. 空を見られること。

17. 窓を開けられること。

18. 月や星が見えること。

19. 木々の変化に気づくこと。

20. 歌えること。

21. 話せること。

22. 吐き出せること。

23. 与えること。

24. 許せること。

25. 祈れること。

26. 助けを求めることができること。

27. 絡まった糸をほぐせること。

28. 美味しいお茶が飲めること。

29. 良いものは良い、悪いものは悪いと言えること。

30. 本が読めること。

31. 知らないこと。

32. 知らないでいられること。

33. 身体が動かせること。

34. 守れること。

35. 泣きたいときに泣けること。

36. 気に掛けてくれる人がいること。

37. 芽が出ること。

38. 夢中になれる物事があること。

39. 愛する人がいること。

40. 教えてもらえること。

41. 読みたい本があること。

42. 辛さを共有できる人がいること。

43. お酒を飲める人がいること。

44. 時の流れに乗れること。

45. 自由であること。

46. 違いを認められること。

47. 責めずにいられること。

48. 間違うことができること。

49. 素敵な文章を綴れること。

50. 発信できること。

51. 愛情を注げること。

52. 息を吐けること。

53. 日が差すこと。

54. 虹が掛かること。

55. 頑張れること。

56. 疑えること。

57. 思い出せること。

58. 気づけること。

59. 走り回れること。

60. 汗を流せること。

61. 外が見られること。

62. 目が開くこと。

63. 愛する人たちと同じ時代に生きられること。

64. 人からの感謝に応えられること。

65. 悩めること。

66. みんなが笑顔でいられること。

67. 泳げること。

68. 頼れる人がいること。

69. 頼ってくれる人がいること。

70. 当たり前のことに感謝して生きられること。

71. 誰がなんと言おうと好きだと言える人がいること。

72. 明日食べられるごはんがあること。

73. 生命の危機に瀕していないこと。

74. 痛みを感じること。

75. 涙が出ること。

76. 雨風が凌げること。

77. 同じときを過ごせるひとがいること。

78. ひとの呼吸が聞こえること。

79. 夢を見られること。

80. 知らないことを知ること。

81. 無知に気付けること。

82. 旅に出られること。

83. 外に出られること。

84. 他人の幸せを喜べる人が周りにいること。

85. 知らないものを知らないと言えること。

86. 今この瞬間の幸せに気付けること。

87. 今この瞬間の幸せに気付けること。

88. 感謝できること。



以上、ここまでお読みくださりありがとうございます(^^)


気付き次第随時加筆修正していきます。


あなたも一度自分の幸せを定義してみてはいかがでしょうか?

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Linus
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