耳下腺腫瘍 手術から1年
手術をして良かった
耳下腺腫瘍の手術から一年が経った。日常生活ではほとんど手術のことを思い出すことはなくなった。傷跡はまだ目に見える形で残っているからふと鏡を見たときに「ああ、手術を受けたんだったな。ここに腫瘍があったんだなぁ」と思い出すことはあるけれど。でも、この一年間を振り返ると、あの手術の日が遠い出来事のように感じる。
現状としては痛みは全くない。生活の中で手術箇所が原因で不便を感じることもない。ただ、首を左右に動かしたり、手術跡を軽く触れたりすると、ほんの少しだけ感覚が違うと感じることがある。これも時間が経つにつれ慣れてしまったので、今では気にならないレベル。麻痺についても、手術後の経過が順調で今では全くない。
「耳下腺に腫瘍があります」と診断された直後に迷わず手術を決断したことは、結果的に良い選択だった思う。それにしても人間の体の再生能力は本当にすごい。
その後
手術箇所が順調に回復していく中、僕の体調はどんどん悪くなっていった。「うつ病」「睡眠障害」「男性更年期障害」を発病したのだけれど、それが耳下腺腫瘍や手術と関係があるのかはもうわからない。その治療体験記は別途書いているのだけれど、一旦うつ病の治療に目処がついて寛解となったら一通りの出来事を時系列にしてみようかと思ってる。
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