見出し画像

僕は、君を搾取したのかな。

今日は有言実行。
プロフィール写真を撮ってきました。
連休初日、計画通りにプランが進んでいます。

以前から気になっていたTime Ticketでお願いしました。
撮ってくださったのは、社会人3年生の青年。
人あたりのいい方で、たくさん撮ってくださいました。

副業で、「自分を商品化」。

彼の本業はシステムエンジニアさんだそう。
普段は在宅のリモートワーカーで、平日の夜や週末には
Uberの配達員やTime Ticketでの依頼を受けているそう。

Time Ticketで彼が販売しているチケットは多岐に渡ります。
お墓参りの代行や、ライブ会場でのアーティストグッズ購入代行、
マッチングアプリでのプロフィール添削などなど…
正直、無節操にも見えてしまうし、
彼のような働き方には賛否両論あるかも知れない。
でも、フリーランスとなり目下「自分をどう売るか」を
考えるわたしにとっては「なるほど!」と思う点もありました。

コピーライターという職種にこだわらずとも
自分にできることを商品化し、対価をいただく。
自分の「商品開発」は楽しくもありそうです。

でもね、

プロカメラマンには、あり得ない価格だった。

仕事柄、カメラマンに依頼した場合の相場はわかります。
今日、わたしが彼に支払った対価は
カメラマンのレタッチフィーにも満たない金額です。
待ち合わせから解散まで1時間ほど。
スマホでの簡単な撮影ですし、彼はプロではない。
でも、それで良かったのかな…。
彼は、気持ちよく帰っていった。
たくさん撮ってくれた。
彼に対して、なんの不満もありません。

プロの仕事を奪ったことに、ならないか。

Time Ticketへの興味もあって、今回利用しました。
撮ってくれた彼にも、わたしにも公的な「罪」はありません。
ただ、わたしはプロカメラマンが活躍する機会を
奪ったことになるのかも知れないと、思ったんです。

日本語教師養成講座に通っていた時のことを思い出しました。
資格も修了認定書もない「日本語教えますボランティア」が
多いことについて、ある講師の方が問題提起されました。

言語教育の対価は、タダでいいのか。
知見を積んだ「ほんもの」の日本語教師が立ち、対価を得るはずの場に、
ボランティアが立っていることを君たちはどう考えるか、と。

軽い気持ちで、撮ってもらったプロフィール写真でした。
しかし、もやもやの残る経験となりました。

皆さまにも、もやもやを共有して、もやもやと終わります。
せっかく連休初日の良き日に、ごめんね笑


今日は皆さん、ご機嫌よろしく過ごされていると存じます。
今日も明日もアラームなしで眠れる幸せをかみ締めていたりして。
あ…ご親戚の集まりなどで気持ちが重い方もいらっしゃいますか。
ママもパパも、みんなみんな、お休み中も、お疲れさまです。
体調にはどうぞ気をつけて、いい休暇になりますように。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?