上司に対して思っていた事
世の中から「上司・部下」という言葉が無くなれば良いなと思っています。マネージャーで良いと思う!上司って言葉ってなんか人としても上みたいな印象があるのは僕だけでしょうか?ただ会社から与えられた役割が違うだけだと思います。
若い頃の上司に対しての考え
20代の頃は上司=理想の人という考えが強く、自分自身を苦しめていました。当時の僕は上司はビジネスパーソンとしても、人としても自分より優れている人であるべきだと思っていました。なので自分が理想とする言動を取っていない場に出会すたびに「あり得ない!」と心の中で思っていました。心の中で止まらず、外資系のアパレルで働いていた時は上司を呼び出し3時間説教した事もありました・・・笑 今思うとモンスター部下の行動ですよね・・・
上司のことは「尊敬」しなければならないという呪いにかかっていました。
チームは二人三脚
経営大学院に通い、ビジネス全体の理解が進んだ時、自分の考えがいかに稚拙だったかという事に気付きました。上司は部下を選べないし(ほとんどの場合)、部下も上司を選べない。会社という組織の中で構成されたチームは会社のゴールを達成するために集められたメンバーであり、与えられた役割が違うだけだという事。そのチームがうまくいかなければゴールを達成する事が非常に難しい。それまでの僕は上司は「尊敬」しなければいけないと思っていました。ただチームにおいては上司の事は尊敬できればベターですが、その必要はない。なぜなら二人三脚で一緒に走る相手の事を尊敬できなくても勝つ事はできます。ただ、「尊重」をしなければ勝つ事はできません。「せーの!」と掛け声をかけて、右足を出したら自分は左足、その逆が起きれば転びます。速度も合わせなければ転びます!ビジネスの場においても同じ事なのです。そう思うとスーッと自分の気持ちが楽になり、自分は上司をサポートする為に何ができるのだろう?というマインドセットに変わりました。それからは自分のマネージャーとの関係はとても良好になり、評価も以前よりも良く、キャリアを進める事もできました。何より自分がストレスフリーな気持ちで働けるようになったのです
上司のことは尊敬できなくても尊重すること!