【読書】『タピオカ屋はどこへいったのか? 』を読んだ話
こんにちは。30代共働き夫婦の55FIREです。
ここ数年は読書をする時間がめっきり減ってしまいました。というのも、読書よりもYoutubeの動画を聞き流す機会が増えてしまったからです。
しかし、聞き流すだけでは記憶に定着しにくいと課題を感じていました。そこで、kindle unlimitedを契約して1か月に1冊は本を読もうと目標を定めました。
さらに、ただ読むだけではつまらないので、読書した本の内容のうち面白かったものを簡潔に紹介してアウトプットの練習も兼ねようと思います。
そこで今回は「【読書】『面白くて眠れなくなる植物学』を読んだ話」について書いていきます。
最後まで読んでいただければ嬉しいです。それではよろしくお願いします。
『タピオカ屋はどこへいったのか? 』を読んだ感想
今回紹介するのは、『タピオカ屋はどこへいったのか? 』です。
5-6年前に流行ったタピオカミルクティー。今でもタピオカミルクティーの専門店が一部残っていますが、それは大手のチェーン店が主です。
商業施設や商店街などの至る所でタピオカミルクティーが販売されていて、チェーン店のみならず個人経営のお店も、ブーム当時はたくさんありました。
しかし、今ではすっかりとその姿を見かけることはありません。
数年前には唐揚げ店もブームになりましたが、こちらもブームは下火になっているように感じます。
このように一旦ブームになったお店は、どこへいってしまったのか。
この疑問に答えてくれるのが本書である。
今回は読んだ中で特に面白かった話を2つ紹介します。
タピオカ屋はどこへいったのか
タピオカ屋はどこへいったのか。
その答えは、「あるお店は唐揚げやになり、あるお店はマリトッツォの店に変わり、ある店は焼き芋のお店になった」である。
つまり、タピオカブームが去ったらすぐに見切りをつけて撤退したのである。そして次なるブームに乗り換え、新たな収益を生み出しているのです。
何がブームになるか分からない、ブームがどれくらい大きくなり、いつまでも続くかはわからない。
これを事業機会とする場合には、いつでも撤退できるようにすることがリスク対策になります。
少資金・省スペースで開店するなど、開業にかかるイニシャルコストを抑える。そしてブームが終焉に向かいつつあったらすぐに撤退するのです。
こうしてあれほど多く存在したタピオカ屋は、別のお店に生まれ変わってしまい、姿を消したのである。
立ち飲み店は中を見せて、定食店は中を見せない
次は、女性の視点に立った話です。
元来、立ち飲み屋は女性を誘いにくい場所の代表でした。しかし、最近の立ち飲み屋を見てみると、女性客も多くなったように感じます。
タイパ(タイムパフォーマンス)という時代の流れから、短時間で飲みたいという需要が男女問わずにあったこと以外にも、女性が来店しやすい店づくりを意識したお店も増えています。
ワインなどが飲めるようなバルが増えていることもありますが、女性が入りやすいという点では、店内の様子が外から見えるつくりになっていることも外せません。
店内がどんな様子か外から確認できる、こうすることで女性は安心して店内に入ることができます。
ちなみに、大戸屋などの定食店は、地下一階や二階に店舗があることが多く、店内の様子が見えにくいです。
これは女性が1人で食べている様子を見られたり、料理をしない人だと思われたりすることを嫌がる傾向があり、外から見えない店づくりでその不安を解消しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後もFIREや株式投資などお金に関する情報を発信していきます。
スキ・コメント・フォロー などをいただけますと励みになります。
Twitterでも投資の情報を発信しています。よろしければフォローお願いいたします。