ありのままの言葉

ありのままの自分を受け入れる。
少し前に流行ったこの言葉、賛否両論ある考え方だ。

現状に満足してしまったら成長が止まる、という意味で、批判的な感情の湧く人もいるだろう。
それってダメな自分をゆるしてくれる人に甘えてるだけじゃないの、と。
メッセージを好意的に受け止めなければ、いくらでも反対意見を出すことができる。

でも、あえて言いたい。
ラブあんどピースの精神を謳うアポロ。
自分や他者の否定にエネルギーを消耗して落ち込むより皆「ありのまま」が良いと思う。

昨日、車椅子を使う友人と久々にお茶した。
友人は歩けないことを、「不便だよ〜」と素直に言う。
「でもまあ、生きてるから良しとするよ〜」

彼はアポロに言う。
「ありのままの自分を受け入れなきゃね〜」
ぼくは彼の言葉を、そのまま全肯定したい。
「アポロさんも自分に優しくね〜」

ぼくは心の不自由な子どもだった。
だからこんなありふれた言葉に、是非もなく救われてしまうのだ。
前を向く力が湧いてきて、なみだするのだ。
そして逆に、ありのままより少しだけ背伸びしてみようかな、とも思えてくる。

ネットを少し離れてリアルに目を向けると、人間の心がよく見えてくる。
自分のやることなすこと全て応援して欲しいなんて思っちゃいないが、明にも暗にも人格を肯定してくれる人の言葉には、明るく元気にさせられる。

自分をゆるす言葉を好意的に受け入れたい。
優しい言葉をありのまま受け取ろうと思う。

ぼくも人へ愛の言葉を贈れる人になりたい。
いつもそうなれないとしても、今だけでも。

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創作活動は人生の良いリハビリです。
作文の練習にもなるしね🐾

【烈火(27編の詩)】

烈火(27編の詩) | 現代文学小説

#アルファポリス

ラブあんどピース！！v(｡･ω･｡)ｨｪｨ♪