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【文学】泉鏡花の読解入門

こんばんはtagaです。
本日は「泉鏡花の読解入門」について、簡単に綴らせていただきます。

本記事では3分皆様からお時間を頂戴し、泉鏡花の『魔界と現実の上に成り立つ、優美な幻想性の世界』へ迷い込む簡単な手助けをすることをミッションとしております。

泉鏡花

作家像
文学:浪漫主義文学
時代:明治・大正・昭和
創作:300

作品の魅力
・妖艶な女性・幽霊・化身の登場
・舞台設定力(縁のある土地を作品に喚起する力)
・読者の心を掴む、秀逸な情景描写

主な代表作

読解

読む前に準備するもの
辞書(携帯でも可)
鉛筆
メモ帳

Step1 読む作品を決める

2通りに分かれると思います。

第一に、泉鏡花作品の物語を楽しみたい方は、角川より出版されている現代語訳された作品集を購入することをお勧めします。泉鏡花から読解難易度を引き算された作品となっており、泉鏡花の世界観や物語だけでも味わいたい方にはうってつけの書籍となっています。

第二に、原文をじっくり味わいたい方には、短編、とりわけご自身が興味をひいた作品の短編作品を手に取ることをオススメします。
理由は簡単で、挫折しそうになっても、頑張れば半日で読み切り、泉鏡花をしっかり味わえるからです。

step2 辞書を引きながら、読み進める

結局、分からない単語を辞書を引きながら読んだほうが、最終的にはコスパが良いです。
というのも泉鏡花の作品では、似た情景描写や言い回しが他作品でも度々登場します。逆に言うと、一度しっかり理解してしまえば他作品の読解難易度もガクッと落ちるためです。
分からない単語は、鉛筆で書き込むなり、メモ帳に書いて読了ツイートでアウトプットするなり、是非吸収したものは活用して自分のものしていきましょう!

step3 6割理解で読み進める


辞書を引いて読み進めても、流麗な助詞・助動詞や区切り、主語等の省筆によって簡単に読めなくなってしまいます。その際は思い切って読み飛ばしましょう。上記のようなややこしい文章は主に情景描写で際立ちます、思い切っても読み飛ばし、比較的読みやすい会話文を追うだけでも、物語の筋を掴めるからです。とはいえ長文作品では稀に情景描写を掴めないと読み終えても謎が解けない作品もあるので、その際は2周目・3周目と複数回にわたって作品理解する読み方をオススメします。

step4 楽しむ

読み終えたあとの、活動も醍醐味の一つです。
思い切って読了ツイートをあげたり、作品ゆかりの地に足を運んだり、読んだ作品の批評本にふけたり、文ストで鏡花ちゃん(実際男性作家です)を一層応援するなり様々ですが、ぜひ読了ライフもあわせて楽しみください📚

いかがでしたでしょうか。
「泉鏡花の読解入門」について綴らせいただきましたが、少しでも参考になったのであれば幸いです。次章では、泉鏡花の人物像にも簡単に迫れればなと思います。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

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