迷路を走り抜けろ
自分が本当にやりたいことをやることは案外、難しい。
お金や仕事などの環境面もそうだが、
特に自分のハート面での壁を感じる。
今日、たまたま妹とカフェでモーニングすることになった。PC作業をする為に行ったのに、結局日常の話になっていた。今、妹は19歳でぼくとは7歳も離れている。
話しているうちに、過去の記憶となりかけていた自分の大学生活を思い出した。
妹が「留学に行きたいんだけど、、」っていう話になり、海外関係の話が好きなぼくは「それならどこ行きたいの?何したいの?予算は?」と食い気味に話にのめり込んでいた。
留学という留学なんてしたことないのに。
一番留学らしかったのは大学の授業の一貫で行った韓学研修(2週間)くらいだ。
他にはインドでのBackPackerやフィリピンでの国際ボランティア等の経験があったから、海外への関心は高いが、留学がどいうものかは、人伝えに聞いたことくらいしか知らない。
でも、少しでも〇〇したいという気持ちがあるなら、それを突き詰めた方がいい。
やりたいことは、やりたいと思ったときにやらないと次いつ出来るかは分からない。
後でやりたいと思ったときには、遅いかもしれないから。時間はあっという間に過ぎる。
時間が流れて年をとるにつれて、人生で沢山のものを得ていく。
車の運転が出来る様になったり、仕事を得て自分でお金を稼げる様になったり、大切な人と家庭を持ったり。
その一方で、得た分だけ沢山のものを捨てて進んでいく。
時間がなくて自分の趣味から遠ざかったり、ずっとやりたかったことを諦めたり、大切な人を守る為に本音を隠したり。
何かを得るために何かを捨てて。
何かを捨てるから、何かを得られる。
そう考えると自分は何がほしいのか、
どうなりたいのかは考えた方がいい気がする。
自分が本当にやりたいのとはなんなのか。
もっと突き詰めて、自分の人生を賭してやることはなんなのか。
別にそこまで真剣にならなくても、人生楽しければいいと思う。でも、おじさん、おばさんになってから「やりたい」と思ってもその時には遅い。
それだけは嫌だ。今を生きて、年をとったら今よりもっと人生を楽しんでいたい。
だから、ぼくはゆっくりでも考え行動して、
また失敗して少しづつでも進んでいく。
僕らの人生は、一直線に道があるわけではなくて、分かれ道を進んだら、また分かれ道がある。【自分のやりたいこと】という大通りにみんながたどり着く訳ではない。
だからこそ、人生の迷路の分かれ道で立ち止まらず、確実にどちらかの道を走りぬけること。例え選んだ道が間違っていても、遠回りすれば、またどこかにたどり着く。
そういう意味では失敗は失敗ではなく、成功へのプロセスで。自分の思考回路で足踏みしていることが本当の失敗かもしれない。
だから、少しでも自分の中で引っかかたことは調べたり、人に聞いたり、何かアクションを起こしてほしい。自分もそうでありたい。
そうすれば少しだけ人生の大通りに近づける。
今まで自分がしてきた度重なる、長い足踏みを思い出しながら、妹に熱く説いてしまった。
「なるほど、、なるほど」とか言ってたけど
しっかり伝わってるかな笑
そんなことをしているうちに、
今日もすぐ日が落ちていく。