複雑へ辿りシンプルへ帰る旅

君の言葉に
すべてが込められてるなんて
油断しないで
仕草や動きも感覚でつかまえてないと
その心が言いたいことは聞き取れない
だから
ちゃんと『君』を観てなきゃね

１人で出掛けた旅は
心細く
行きたい場所に未知が多いほど
不安で
でも知らないゆえにわくわくもして
どんな物語になるのかはわからないけれど
物語を選んだ者だけが
それを知ることが出来る

きっとこの雨がやむ頃には
すべてが良い方へ向かうなんて
言ってないで
雨を愛して外へ出ることも
時には必要だろうな
それは
今かもしれないと
沈んだ自分をすくいあげて
いざ
飛び出す

悲しいと泣く胸が降らした雨が
光で輝く美しい様は
悲しみなしでは生まれないだろう
何かと何かではなく
すべてが1つで考えられ
とらえられることで
それぞれに美を持つ『円』の仕組みに
ただ従って
どんなことも
イタズラに『悪者』扱いせず
大切に扱い
今この瞬間に活かすという気持ちが
大切になる
そう胸に刻んでおこう

くだらないと思える今も
次の瞬間を眩しくさせる
そんな選択が出来る自分との
出会いのためにある

物語につまらなさを感じるなら
つまらなくないを感じるのもまた
今生きてる物語

大丈夫
答えはここにある
君が選んで進んだこの未知の中にある
自分を沈めるような出来事は
浮上に必要なモノが
そこの方にあっただけのこと
打ちのめされ沈んだ自分は
浮き上がるために必要な大切な今

人に愛されるかどうかを気にして
表面を慌ただしく変えるまえに
まずは自分を愛して
自分の心がうなづく『スキ』を軸にして
そんな自分が選んだこと
選ぶことで訪れた物語も

愛するんだ

投げ捨てたくなるような昨日は

手放したくない今日のハジマリさ