イタミの先へ向かう君
涙顔隠して
薄い笑顔まとわせても
隠しきれない『イタミ』混ざる表情
いいじゃないか
『弱い表情(かお)』見せても
悲しい時に悲しいを
苦しい時に苦しいを
胸の中
そのままで見せてほしい
君の『イタミ』を聴き
感覚に受け止め心で味わう
ほんの少しでも
分かち合い
君が楽になることを祈って
想いから生まれる言葉で
そのままの君を抱き締めたい
きっと君はこれからも
日々を懸命に生きることで
何度も転び
傷つき
でも
その度に立ち上がるだろう
独りきりの戦いの時
思い出してほしい
君の中は1人じゃないことを
呼吸のペースを整え
感情のざわつきの奥へ
意識を伸ばし
感覚を澄ました時
『優しい波』が聴こえるだろう?
それは
君の幸せを『祈り願うコエ』
想いのままに生きることは
簡単でもなく
無防備で真っ直ぐな自分で
物語を味わうなら
そのままの『イタミ』は避けられない
でも
繰り返しのような日々に
無関心にならず
そのままのスケールで
やってくるすべてを受けとる君なら
『そのままのスケールの幸せ』を
きっと見つけられる
蓄積して居座ってる
古い価値観に
幸せを小さくされることもない
素直に
感覚いっぱいに
懸命に生きる君は
『憧れ』であり
イタミの向こうへ
たどり着いて見せる笑顔は
胸震わす『熱い希望』