そのまま美しくならせ

聴こえてるものを
ただ聴こえたままに聴くこと
見えてるものを
ただ見えてるままに見ること
五感が共通して観ることの出来るシジマを
いつも感じられたらいいな

誰かの思考の音や
誰かの感情の色に
惑わされても
無意識の空はいつも
澄み渡ったままであることを
感じられたらいいな

時間をどれだけ重ねても
色褪せない想いと
その想いが折る鳥が飛んでいる
胸の奥の風景は
表面にまとった自分を連れ去る
あるがままとは？を
教えるために

理由はわからないけど
胸を震わす音や
理由はわからないけど
胸を焦がす風景が
教えたいものはいつも
同じなんだ
言葉に出来なくても
ほんとの自分はわかってる

何処にいても
何をしていても
まとっているアイデンティティーが
どれだけ変化しても
変わらないで住む『瞳』を
最後には裏切れはしない

ただ一つ
強く光る願いを
小指でつかまえて
誓いたいんだ

叶うか
叶わないよりも
ただその物語を選び
その過程を歩む幸せが欲しいんだ
心から
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

君の胸の奥に
いつも君がいる

育っていく君を
何も求めずに
ただただ愛している君がいる

無意識に
右へ左へ案内されていた
子供の頃のシジマ溢れる世界は
何にも変わらず
君を愛している

自分よりも大切だと
ほんの一瞬でも思わせてくれる誰かに
君が出会ったなら
全力でつかまえにいくんだよ

今を失うことを恐れる自分も
言わないで後悔するであろう未来の自分も
一緒に連れて

胸いっぱいの想いを
物語いっぱいに鳴らそう

何も着せないで
何も塗らないで
カッコよさも
カッコ悪さも
全部そのままで

君が育ててきた心で

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

届けよう

届け

君の想い

君のシジマ

真っ直ぐに味わい尽くしたことで
つかみとった
悲しみに潜む『美』を
味わい深さの奥にある
生きるための強さを

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

美しく鳴らそう