
葉にとらわれず根を愛して進む
胸の奥に閉じ込められた
憎しみの対象の『過去の自分』
『今の自分』と価値観で
判断されて
決めつけられて
ただ忌み嫌われたそいつが
何かを伝えたくて今日も叫んでる
自分の失敗や間違いを
切り離した自分に背負わせて
『今の自分』を楽にしたかっただけ
逃げたかっただけなんだ
それじゃホントに変えたいことは
何一つ変えられないと知った
あの時選ぶものを
間違えなければなんて
過去の自分を恨んで
泣かしても意味はないんだ
やれることなんて決まっていて
ほんとはとても
シンプルだ
今の自分と過去の自分で話をして
間違いを知り
見つめ直していく
でも結果を求め
慌てて一気に変えるのではなく
一つ一つ知ったことを編み込む
体は忙しくなっても
心は出来るだけゆったりと構えていよう
無意識が覚えるように
焦らず
心で
体で
想いを物語に描いていこう
『初めて』のことは
動揺やうろたえを容易く生むけれど
その心の振動は
悪いものじゃない
必要なんだ
感覚に走るどの『波』も
今の自分を育てる貴重な情報が
載せられている
想いを眺めた心が選んだ
想いそのものの選択を愛そう
未熟な今の自分を愛そう
その成長を信じ
粘り強く一歩づつ進んでいこう
憎しみの葉の揺れにとらわれず
葉から根へ
辿って
辿って
根っこにある
『歪みの無い真っ直ぐな感情』を
感じよう
想いのまま行く自分は
派手に転んでも
みっともなくない
情けなくもない
考えごとをしてたら
今という瞬間はもうはるか彼方
意識を思考から『今』へ
次々訪れる今を
抱き締めよう
いまだ消えない憎しみは
自分を強くするために
必要な感情
その激しさに溺れず
想いと繋いで
遠ざけないで
過去の自分に背負わせないで
今の自分で連れていくんだ
悲しみと喜びが混ざった
名前の付けようのない
深くて
悲しそうで
嬉しそうな
『心根から浮き上がる笑顔』へ
何度でも
一緒にたどり着くんだ
『過去の自分』
『今の自分』と
バラけず
また憎み合わず
『1つの自分』で観て
どの自分も
『自分のこと』と受け入れ
悪者は作らず
訪れる今に
いつも一緒に住んでいよう
出来るだけ多く
『良い思い出』と名付けられる時間が
ありますように
1つで笑えますようにと
祈るように
願うように
今を味わい進もう
『自分との出会い』は
これが最初で最後
だから
過ぎ去った日の自分も
今過ぎ去っていく自分も
『無駄ではない』と名付け
悪者にせず
大切に味わっていこう
味わうことで
何かを感じ
ほんの少し
ほんの少しと
素敵な今に出会えるから
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