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『虎に翼』第105回 「のようなもの」なんてつけなくていい

 ベールを被った寅子は、航一とともに、心躍る結婚式に挑みます。そこにいるのは明律大学の同窓生たち。かれらは民法の不備を超えた結婚を実現します。
 中山は、名前を借りる不利益への理解を示す。彼女は夫側が改姓しています。
 ヒャンスクは、名前を変えることで自分が失われるという気持ち。それを夫婦どちらかが背負うことは不平等だという。汐見香子としていうと、より深く痛切に思えます。
 梅子は、夫婦同じ苗字を名乗ることが家族の証ではないという。大庭家はそうでしたね。
 玉は、同じ姓を名乗ることは夫婦間で決めるべきだという。
 よねは、それは憲法により保証された権利のはずである、と語気を強めて言います。そして星航一と佐田寅子が、それぞれの姓で結婚することを認めると言います。
 轟は、我々の主張には法的効力はないものの、結婚の祝いの言葉だと締めくくります。
 最高の結婚式に寅子の心は躍り、涙します。直明が結婚の祝いを述べ、かくして二人は夫婦となったのでした。直明が写真を撮影し、かくして結婚成立です。

結婚式二次会かつ明律大学法学部同窓会

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