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現代寺坂概論

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53組のメインボーカルである「テラキュウ」こと「寺坂トモヒロ」。音楽ど素人であるノリエックスが「言葉」や「パフォーマンス」を中心にその存在自体を紐解くマガジン。タイトルをどこかで…
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勝手に、ボーカル理論

【ボーカルの基本】 声を出す時、高音は下を向いて歌う。 そうすると脳天から突き抜けるイメージがつきます。 顎あげちゃうと、喉が閉まるから。 低音は逆に、顎上げる。 下を向くと喉に力が入るから。 喉への負担がなくなるから、喉に遊びができて色々出来ます。 私の持論ですが。 Writing by テラキュウ 《利用者の声》 カラオケで、音域広がった気がする~(個人の意見です/NORiX)

魚のあたまで/テラサカトモヒロ

2003年 CD化された曲の一つでもある「魚のあたまで」 タイトル表記は気まぐれで「あたま」の部分は漢字になったりひらがなだったり。 当時この曲はテラサカトモヒロの代表曲でもありライブでも多く演奏され、ラジオ出演時などでも演奏されていた。 ファンの間でも人気が高く、ギターのカッコ良さなんかからも評価の高い1曲だったように思う。 けれど、25歳当時の僕はこの歌を「ヘビロテリスト」から外していた。 理由はきっと「求めているものと違う」ってとこだったんじゃないかな。 「テ

扉/53組

「寺坂トモヒロ」作詞・作曲のオリジナル曲 緩やかなギターで始まり、ささやくように歌い出す 綺麗なメロディに乗る言葉は、目に映るような情景 「嗚呼、旅立ちとかくだらないから。ここにいればいい。」 思えば懐かしい。寺坂トモヒロの世界観だ。 テラキュウ使用ギター:Gibson J50 チバドン使用ギター:Crews EG-1500C サビに入り、途端に感情をこめて歌うのは 「汝(なんじ)の羽もぎ取るけど、ここにいればいい」 綺麗な歌だと思っていたのに、羽もぎ取られちゃ

闇に浮かぶメロディー/テラサカトモヒロ

2006年か2007年ごろの曲になるのだろうか 世に出回ることはなかったけれど、今ようやく聴くことができた とあるライブで弾き語る歌 キレイなメロディーに世紀末のような情景 少し前に甲本ヒロトが近頃の音楽を 「歌詞をね、文字を追いすぎてるような気が、ちょっとだけするよね。ちょっとだけね」 と、言って話題になったりしていた。 文字を追いかけてその裏っ側を知りたがる僕は、音楽脳ってかっこいいな! っていう、語彙力0な感動を覚えたものです テラサカトモヒロの歌詞には「死」

テラサカトモヒロという男

24歳ぐらいの頃だったと思う。 当時、交際していた幼馴染が 「すごいやつがいるから見てよ」 と言うので、慣れない東京の街のライブハウスを訪れた。 爆音と好みにならない音楽に疲れたころ、その「すごいやつ」が舞台に立った。 無言のままに演奏に入る。 そのライブパフォーマンスに僕は息をのんだ。 爆音で聞き取りづらいはずの歌詞が、気持ちいいほど僕には届いたのだ。 耳障りの良い高音が、ロックなメロディにいびつな様で完成度高く乗っていた。 その日から僕はずっと、その音楽に囚われ