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【フリーザスタイル表彰式】社長タバヤン殿

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…彼の事を知っている方々、言いたいことはわかるが、まあ聞いてくれ。

今はもういないnoterさんだから、彼からのここへの返事もここのコメントがどうなるっていうのも期待していない。この人に関しては、自分の自己満足のためだけに表彰させてもらおうと思う。

まあいつもの懐古主義ってやつ、俺はそういう性格なんだよ、未だにゴリのぬいぐるみと一緒に寝ている奴だからな。

彼にはずっと言いたいことがあったんだが、自分でもその整理がつかないままいなくなってしまった。

彼と出会ったのは忘れもしない、ワディのイベントの最終章。9月30日、ワディは売り上げを目標10万円にするのに奔走していた。実際割とあと少しのところまで来ていた。

それに対して、ありえない申し出をしたのがこのタバヤン社長だった。

一言で言うと彼がやろうとしたのは、ワディの有料記事1000円を買った人に、自分が1234円サポートする、ということだった。肩代わりだけでなく上乗せ。

俺もオフで、友達が本を出したと言ったら数冊買って周りにも配る、とかはやるかもしれないけど、オンラインでどれだけの人間が集まるかもわからないのにその無茶っぷりにはらはらした。

「あそこまでやってくれたあの社長さんのためにも目標は達成しなければいけないだろ」

ワディのサークルで作戦を練って、作戦会議を重ねながら、目標は無事達成。目標達成に至るまでの詳しい数字は知らないが、タバヤン社長の功績は大きかったと思う。

彼の事は気になっていたが、どう接すればいいかわからなかった。「友達を助けてくれてありがとうございました」とサポートしたかったが、普通にサポートして足りるのか? 逆に足りそうな金額にすると彼にもワディにも気を遣わせるんじゃないか? 

なので例の記事にスキだけ押してきた。その後彼の方が遊びに来てくれて、ワディについて書いた俺の記事にコメントしてくれた。

その結果はずみがついて、相互フォローした。

タバヤンさん、は呼びにくいしどこで切ったらいいかわからなかったので俺は彼を社長と呼んだ。社長のマガジンは面白くて、つっこまずにはいられないユーモアがあった。

社長もよく俺のつぶやきにコメントを書きに来てくれて、驚くほど俺の記事を丁寧に読んでくれているのが伝わった。俺がリンクを貼ったURLまで読んで共通の友達、ニューノマンさんも交えたら手が付けられないほど話が盛り上がった。

社長は俺をnoteの三銃士なんて名称で紹介をしてくれた。

一番かっこいいなと思うアラミスがいいとなんとなく言うと、驚くほど深い答えが返ってきた。この社長、めちゃくちゃ教養ある、何者なんだ?と思っていた。記事も笑えるしコメントも気が利いていて二重に笑えた。

だがある日、社長はなんとなく意味深なつぶやきをしたと思うと、そのアカウントでのnoteを終了すると告げられた。

ゴリが去った時と同じだった。俺は去り際の人間に何て声をかけたらいいかわからないから、こういう記事にスキもコメントもできない。フォローは外されたことに気づいたら反射的に外すのに、彼のフォローも未だに外せない。

この決断に関しては彼が正しかったと思っている。俺は好きな人間のやることは全面的に肯定することにしている。無茶な行動に見えてもそれが結果的に正しいこともあるし、それで痛い思いをしたとしてもそれは必要な痛みだったかもしれない。

細かい事情も気にはなるが詮索しようとは思わない。本人が話したがらないのに詮索することで何かが変質するくらいなら何もかもハッキリなんてさせなくていい。とにかくすべてを受け入れたい。

ゴリと同じで、この社長と連絡が全く取れないってわけじゃない。ただ、この「タバヤン社長」は、もうこの人しかいないし、彼の記事はもう更新されることはない。ずっと残しておいてくれるのか、いつか削除するのかはわからない。

だから「タバヤン社長」がいかにいい人間かということと、すごく面白い記事を書いていたということ、そして彼がフリーザスタイルを使ってくれたことにとても感謝していると伝えたくて、その記録を残しておきたくて記事を書いた。

友達を助けてくれてありがとう。そして、俺と友達になってくれてありがとう。見に来て声をかけてくれたおかげでnoteがすごく楽しくなったことや、さまざまな縁、まだ面白い記事が読めるアカウントを残してくれたことにとても感謝している。

このサムネイル、黒柳徹子?ってつっこんだら時間差で全体見せてくれて吹いた。