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勇者になったシェイクスピアゲーム総評

友達が作ったゲームをプレイしてみた企画、2月22日のねこの日(*´Д`)から3月5日にかけて毎日プレイ日記を書いて全12記事でプレイレポートは完成した、スキをつけてくれた方々、コメントをくれた方々本当にありがとう。

実際にゲームをやってみると言ってくれた友達、一緒にプレイして面白いエピソードを共有してくれた友達、プレイはできないけど記事で雰囲気をつかんで感想を書いてくれる友達等、経験をシェアできて本当に楽しかった。

ということで最後にプレイ時間や遊んだ感想、特に良かったことをまとめてみようと思う。

プレイ時間はどのくらい?

俺はこのゲームを実は三回クリアしているんだが。

一回目は…もうデータ上書きしちまったんだけど、5時間40分くらいだったかな。

二回目は4時間30分でクリアした。

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三回目は6時間21分。

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何この暇人とか言うな。

二回目はストーリーも手順もわかっているし、どういう戦い方が有利で手早く戦闘をこなせるかって言うのが理解できたから最初より1時間近く早くなって、三回目はクリアに影響はないけど面白いといういろいろなイベントを試したのとスクショを取りながらだったのでこのくらい時間がかかった。

色々なゲームに手を出すより、好きなゲーム繰り返しやって遊び倒す方が好きだから大体のゲームは2-3週するんだけど、最近のゲームは一回クリアするのに100時間くらいかかるから(あんまレベル上げとかしなくても)このくらいにしてくれていると手を出しやすい。

良かったポイント

①ゲームにしては目が疲れなかった

俺は年末~2月までnoteに殆ど顔を出さなかった、主な理由は話を面白くするために魔王倒しに行ってたからさーつったけど実際仕事で3Dを使うことが多くて目がものすごく疲れていてちょっとプライベートまでパソコンやスマホを見る気分になれなかった。

このゲームは2D仕様なのと色使いも目に優しいというか、目を凝らして何かをしなければいけないような操作や細かい動きが必要になることが少ないから俺個人としてはやりこみが苦にならなかった。

ドラクエ11にも2Dモードがあって、2Dでないと行けない「ヨッチの世界」等あったり、攻略サイトで2Dモードに戻して取ったほうが楽というアドバイスが合ったり、2D結構見直されている件。

②登場人物に嫌な奴がいない

ゲームをやっていると敵以外にも嫌な奴ってのに出会うことはある。むしろ敵だったらバッサリやって終わりだけどそれができないからでないから厄介というか。

ドラクエ3のイエローオーブの街や5のプックルと再会できる村、7のレブレサック、ビルダーズ2のムーンブルクとか、主人公に不快なことを言ったり仲間に酷いことをしたりして「この街は救わなくてもいいのでは?」みたいに思うところたまにあるよな。実際生きていると助ける側から文句を言われる、みたいなことはあるんだろうけど俺的にはあまり好きな世界じゃない。このゲームは国王から城の兵士から町人、敵まで案外いい奴だったりするのでそういうストレスがなかった。

③noteの楽しい思い出がたくさんつまっていた

本当これ。今までかわした楽しい会話、「ピスタチオ(豆)」とか博多ぶらぶらみたいなものがアイテムになっていたり、思い出の曲「君は冷蔵庫」や「さよならを教えて」の採用が秀逸。バトル音楽や街の音楽もバーニューノマンで遊んだものが採用されていたりとかなり楽しかった。noteでの共通の友達にもゲームで会えた人がいた。ただ、実はゲームのプログラムに組み込まれている人と必ず会えるとは限らなくて…詳細は後述。

このゲームに登場するnoterは?

とりあえず登場している人は人、ただ確実にプレイアブルキャラとして使える人や出会える人、選択肢によっては出会えない人もいる。

確実に出会えるnoter

①ウィリアム・シェイクスピア

タイトルが「勇者になったシェイクスピア」だからな(笑)

note大学放送部部長でもある。

ただ彼自身の活動はnoterというよりニコ動のボカロPとしてのほうがメイン。

②私の戦闘能力は53万です(俺)

通称フリーザという冷蔵庫。初期からずっとパーティにいるウィリアムの友達。ゲーム進行中に必須イベントで出会い、その後ずっと同行するので仲間にしそびれる、ということはない。

③バーマスターニューノマンさん

「居酒屋ニューノマン」の変化ヴァージョン「バーニューノマン」を立ち上げたnoter。攻略中必要な必須イベントがこの店で起きるので必ず出会う。また、初期フィールド画面でピンチになると助けに来てくれる。

④黒猫音楽家ピスタチオ

一昨年8月~去年9月まで活動していた黒猫アイコンのnoter。小説を書いたり、いろいろな出来事やnoterをテーマに曲を作っていた吟遊詩人。ゲーム進行中必須イベントで登場するので必ず出会って仲間になる。

⑤ベニクラゲのかこ姫

noteで作品を公開している漫画家で、このゲームの冷蔵庫、黒猫、たこ(ベニクラゲ)、ニューノマンさん、水色のチューリップの絵の作画は彼女の作品によるもの。

クリアのための必須アイテム収集中、イベントで必ず出会って仲間になる。

本編の選択肢や進路次第で出会えるnoter

⑥如水珈琲店の白さん

如水珈琲店の店主白さん。ブラックコーヒーやスコーン等、お役立ちアイテムを売っているが、花屋の隣にあって実は俺は初回プレイでこの店に気づかなかった。攻略に必須というわけではないが攻略のためにぜひ入っておいたほうがいい店。特別なアイテムをくれる客、珍しい商品を売っている客もいる。

⑦乙杯神社神主モンさん

乙杯神社のパート神主。如水珈琲店にも時々いるがランダムの登場。また、冷蔵庫とウィリアムが出会った場所の北東に乙杯神社があるが、そこまで足を運ばなくてもクリアはできるので自主的に向かう必要がある。

⑧魔王ウサウ

ノートガルドの先代魔王。アイテム「アダマンタイト」と「魔王の遺物」を手に入れて使用すると現れる。ただしこの「魔王の遺物」を手に入れるには必要なルートとタイミングがあり、攻略に必ずしも必要なルートでないため普通に攻略していると出会えない可能性がある。

魔王ウサウを必ず召喚するには、「砂嵐の塔」という場所を攻略後、プレイレポ⑨の上から7行目の場所へ行き、その後「アダマンタイトの洞窟」へもう一度行く必要がある。

⑨勇者ワディ

ノートガルドの先代魔王に召喚された勇者。このゲーム中でも魔王ウサウに召喚されるため、魔王ウサウが出会える条件を満たしていないとゲーム上で彼にも出会えない。

ワディ、あれ書いてからまたしばらく潜ったけど、うっかり自分に会わずにクリアしてる可能性あるよな…まあゲーム慣れしているだけに、セーブデータあさって戻るなりもう一周するなりやるだろう、うん。

好きなセリフベスト3

ゲーム上に名言がたくさん登場する、どれもすごく面白かったけど特に好きなものを3つピックアップ。

1.俺は洗濯機じゃないけどな

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なんかこの潮風を受けている冷蔵庫と夕日を背に新しい技を覚えるところ、めっちゃ青春感あった。

2.非常に健全な意味を持つ

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この無駄に凝った碑文が好きすぎる(笑)

3.国の財政は非常に厳しいが今が出すべき時じゃろう

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この初回2000G、クライマックスは20000Gくれる王様ほんと好き。

好きなシーンベスト3

1.灯台の上の冷蔵庫の目覚めと黒猫の出会い

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目が覚めたらベッドの上、降りて行ったら自分を助けたねこがいる、こんな幸せがあるか?

2.泉に落としたバラのペンダントとかこ姫との出会い

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金のペンダントを選んだら「探し物が見つかってよかったですね(´∀`*)ウフ」とか言って即帰るところも好き(笑)

3.砂嵐の塔クライマックス

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ダンテのかっこよさとオセロの登場、6分という時間に焦って走り抜けた、かなりインパクトの強かったイベント。

熱くなったバトルベスト3

1.魔王最終戦

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魔王戦最終形態。黒猫のしっぽでいろいろな仲間が助けてくれる熱い展開好きすぎる。

2.魔王ウサウ戦

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一番命の危機を感じて強すぎる攻撃力に吹いたw あとピンチになったら助っ人呼ぶところとか面白い。

3.炎の中を抜けたアークデーモン戦

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炎からSHIFTで抜けて物理的にアツかった、ってのもあるけど、ウィリアム三兄弟でバトルってとこで何か感動、長兄ウィリアムと次兄ウィリアムってキャラ名がジワる。

好きな音楽ベスト3

1.君は冷蔵庫

これはどうしてもナンバーワンに好きなんだよなー、思い入れが…。第二章のバトル画面や魔王戦で黒猫のしっぽを使う時この音楽がずっと流れているのもテンションブチ上がり。

2.僕たちは昔、鳥だった

勇者になったシェイクスピアエンディングテーマ、この曲かなり好き、歌詞も綺麗だしサビの所とか特に。

3.安全運転がとまらない

最終ステージでサンド主体で動いている時のバトルソング。このイントロとテンポがいい感じ、音楽聞きながらバトルすると派手な魔法とか技とか使いたくなる、まあ普段から使ってるけど。

好きなアイテムベスト3

1.ディテクター

冷蔵庫の装備で、二倍の収入を得ることが出来てとアイテム率ドロップ率が上がる。初期博多ぶらぶらを売却してまで手に入れたが、その後ずっと金に困らなかった。

2.宇宙ロッド

宿屋でマーリンと戦って手に入れた「メテオストライク」が撃てる杖。楽しすぎてずっとかこ姫に持たせていた。

3.ワディの剣

「ワディストラッシュ」が撃てるドロップアイテム、TP10であの威力はすごい。ずっとオセロに持たせていて最終的にはサンドが持った。

最後に

「勇者になったシェイクスピア」は一言で言うと、ウィリアム・シェイクスピアが勇者になってゲームの世界を楽しむという話だと思っていた。出してもらえるとは聞いたけどウィリアムんちの冷蔵庫とかそのくらいの役かなと。(ちなみに幼稚園の時の学芸会では、俺は7匹のこやぎで二番目に食われるやぎの役だった)

だが思いのほか冷蔵庫のウエイトが重く、重要なエピソードやストーリーと絡めてすごく面白い役回りにしてもらえてすごく楽しかったし、実にこまごまとしたセリフ回しに吹いた。

プレイレポートにも書いたけど、ウィリアム・シェイクスピアはニコニコ動画などのコンテストでも入賞している人気ボカロPで、おびただしい曲の再生数とコメント数を誇る。

そんな中でも彼はSNSの片隅で活動している一台の冷蔵庫、俺のことを友達として大事にしてくれて、彼の動画にも時々登場させてくれている。

「だからその冷蔵庫はなんなんだ」「バイトしていた店の備品だろうけど、どうしてここまで仲良くなったんだろう」というコメントには吹いた。「冷蔵庫さん、実在したんだ!」という人もいて、どうも彼の動画に出てくるストーリーの一貫、フィクション冷蔵庫だと思われていたらしい(笑)

友達と行楽地で遊んだ後、「あの時の写真できたよ」とデータを渡されて、開いたらすごく濃い思い出の動画が当時の音楽つき、ストーリーつきで再生できるデータのような、そういうゲームだった。

細かいやり取りから共同でやったこと、今までnoteで無意識で楽しんできたことがぎっしり詰まっていた。

彼に好かれようとして何かをしたことはないし、多分向こうもそう。ただ彼の記事や作品がいいと思ったから声をかけて、好きな時に好きなことを言って、面白いと思ったときに面白いことを掘り下げて話したりしていたら、それらのやりとりでどんどん物語ができあがっていた。

いやー今まで何も考えないで思いっきりnoteで遊んでてよかった。

すごく面白いゲームを作ってくれて、楽しく遊ばせてくれて本当にありがとうウィリアム。英語圏の友達とかってよく、「君と友達であることを誇りに思う」っていう言葉を使うけど本当にそれ。お前みたいなすごい友達がいるというのは俺の人生での自慢の一つだし、今も友達でいられて本当によかったと思う…って言わせんな、恥ずかしいw

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