初投稿:2023年の1年間を書き留めてみた


こんばんは、初めての書き込みです。
関西地方の某消防で、予防業務の担当をしております、52です。

2023年も終わりということでこの1年間を書き込んでみます。



1~3月:年度末の検査ラッシュ

 3月の検査件数が初めて1か月で100件を超え、異動を控えているが業務の目途がぎりぎりまでつかず精神的にけっこう追い込まれる。
 「敷地の大きく建物数が多い事業所の受信機取替」、「新築建物」、「年度明けを見越しての建物内部改装」や「大規模病院を端から端まで回る」など・・・流石にキャパオーバーなので複数件は他の方に行ってもらったが、上司と2人で100件越えは想定だにせず。
 どたばたで当時の部署を旅立っていく。

4月:異動・・・(前の勤務地への出戻り)

 異動後も引き続き予防業務担当になる。
 どたばたの異動となったが、幸いにも前の勤務地が新たな異動先であったのでおおよその雰囲気を掴めていることだけが救い・・・ということもなく、異動先でもやはり進行中の案件があるので現状把握をするところからのスタートとなる。

5~6月:甲種第1類消防設士を受検・首の皮1枚つながっての合格

 2022年の末に甲種第4類消防設備士を受かってから特に受検することを考えてなかったが、前所属の上司が消防設備士特類まで取得されたのがきっかけで改めて受けてみる気になる。
 通常業務をこなしつつ、勉強時間を作ることが最も大変であったが甲種第1類の「屋内消火栓設備」・「スプリンクラー設備」・「屋外消火栓設備」・「パッケージ型消火設備」・「パッケージ型自動消火設備」のこれらの審査と検査(水噴霧消火設備は審査・検査の経験なし)の件数をそれなりに経験していたので、筆記は90%近くあったが実技が60%ジャストで首の皮1枚での合格となる。
 採点者次第では不合格にもなりえたが、合格もろたらこっちのもんやということでラッキーだった。(甲種第4類は2022年よりも以前に複数回受検していたが実技59%で切られた試験からどうしても受ける気になれなかったので2022年になるまでしばらく受けず。甲種消防設備士の試験では合格・不合格の分岐点が実技の項目であることが明らかだったので、甲種第4類を合格した際の実技試験への取り組み方が活きているように感じた。)

7月:甲種第2類消防設備士を受検・惨敗

 甲種第2類に該当する泡消火設備は審査もしたことがなければ検査もしたことがないのでAマーケ(旧・A防災)さんのネットでの記事を見てイメージを膨らませる、また、危険物施設で泡消火設備の検査に同行させてもらって初めて泡消火設備が稼働しているのを見て7月の甲種第2類の試験に臨むも体調不良も相まって当然ながらの不合格でした。
 自己管理もできていなかったので当然の結果として受け入れて、11月の試験に向けて対策を練ることとした。

8月:消防設備士講習の講師&新築検査のダブルヘッダー

 甲種・乙種の消防設備士さんが免許の更新で受講される消防設備士講習の講師にあたっていたので講習講師の準備をしつつ、講習当日を迎えることになるがAM・講習講師、PM・新築検査(ぼちぼちの大きさ)はけっこうきつい・・・
 消防設備士講習の受講者の方も仕事の時間を縫って来られているので、失礼なことはできないのでそれなりに講習準備にも時間を費やし(講習前日もしゃべり練習いれながら講習の流れをチェック)、講習当日はタイトな時間で受講される方々に消防法の基礎事項や法令改正の内容を伝える。
 2時間半の講習で時間配分に気を配りつつ、頭フル稼働でしゃべるので講習終了時にはもちろん疲れる。(正直、人前でしゃべるのは得意ではない)
 そこから、職場に帰って3時間弱ぐらいの検査に入っていくので避けれるならば避けたいスケジュールであったが、決まったものは仕方ない。
 検査後は何もする気になれなかったので、その日はすぐ帰宅した。

9月:別れ&消防設備士権の受検スケジュールの組みなおし

 9月末をもって前所属(この4月での異動前)の上司が退職・・・すごくお世話になり、また、信頼している方だったが、新しいチャレンジということで旅立っていった。
 この時から自分自身もその時はいつくるか分からない、定年延長でこのまま同じ職場に一生ずっといるのか?という思いが強くなる。
 人生何が起こるか分からんし、別の場所で~と少し思っていることもある・・・ということで年度末までに甲種特類消防設備士に合格するという目標が明確になる。
 ということで、消防設備士試験のスケジュール組みなおしに至る。7月に甲種第2類消防設備士の試験に落ちたことで11月に試験を4回受検する荒行を決行せざるを得ない・・・(7月の不合格がけっこう痛い)

10月:新しい出会い

 Aマーケ(旧・A防災)さんがミーティングを開催いたします。ということで、職場のことはあまり詳しく書けませんが、色々職場では予防業務に積極的ではない方もおられ、モチベーションのキープできるような場所を求めていたこともあり、飛び込んでみた。
 結論、爆上がり↑
 消防に採用されてから3年ほどで甲種特類以外の甲種消防設備士の資格を保持されている方(方や自分は消防歴10年で甲種1類と甲種4類だけ・・・それも最近・・・率直に経験だけで恥ずかしかった)、消防設備士Aさんのトークおもろい、建築士を受検しようとする消防の方、政令市の予防部局の方など・・・参加された皆さんとお話ししてから自分は流されずに自分の目標だけはやり遂げなあかんと決断できた。(今の予防業務にも直結して無駄にはならん)
 参加して非常に良かったと心から思えた、外部にもつながりができたのが嬉しい。

11月:消防設備士試験4回をこなす・・・

 10月の決断から毎日時間を作って、11月中旬の試験1回(甲種第2類)&11月下旬の3日連続(甲種第2類・甲種第5類・甲種第3類)の計4回の消防設備士の試験を受験した。
 11月中旬(甲種第2類)の試験は結果発表されて、無事合格できてた。甲種第2類を鬼門と感じていただけに、とりあえずほっとしている。
 審査と検査をしていない設備は、どうしてもこれで良いのかと?感じてしまう。
 残すところは、甲種第3類と甲種第5類となる。
 11月下旬の試験3日間連続の受検は、頭と体の負担が大きいように感じた。
 1日目:甲種第2類、2日目:甲種第5類、3日目:甲種第3類という順番で受検した。
 2日目は試験の途中から頭痛が収まらず。
 3日目の甲種第3類は勉強時間がとれてない(割り切って、甲種第2類と甲種第5類に専念することにした)ので、どのような問題が出るのかリサーチに切り替えた。

12月:onelove(@福岡)&消防設備士試験1回&年末の検査と審査ラッシュ

 12月初旬:10月のミーティングに出席されていたMさんがSNSに「onelove」の講演があることを投稿されていたので、早速おもしろそうな情報を知ることができた。(10月のミーティングに飛び込んでみて、本当に良かったと再認識。Aさん&Mさん、ありがとうございます。)
 今回は福岡県で開催ということで、若干距離があったが参加することにした。両親が元福岡県民なので福岡県に行って、ついでに親族の墓参りもした。福岡には毎年1回盆過ぎの9月しか墓参りに行けないので・・・
 話が若干逸れたが、本題の「onelove」の講演は、予防業務に対して「やる気」のある消防職員は聞いてほしいし、自分も思いのある方々には伝えていきたい、また、自らの業務にも可能な範囲で取り入れる。
 火災は通常の生活送っていれば直面する可能性が大きいわけではない。
 でも、不意に失火させたり、または、誰かの失火(放火)に巻き込まれたり、災害による火災に遭遇したりする可能性はゼロにはならない。
 だから、自分や家族の命を守る方法は自らが可能な範囲で取り組むしかない。自分ができることをやることが大切だと感じる。
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12月中旬:念のため保険で、消防設備士の試験を甲種第5類を受検した。(ここだけの話、11月の試験内容とほぼ一緒のように見受けられた。)
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12月下旬:安定の審査と検査と繁忙期。年末にかけて、内容の濃い審査や検査があり、一部の業務は諦めて年明けにすることにした。(世間一般的なことだが、私自身でどうにかできること、できないことがある。私は、家庭教師でもないし、保護者でもない。)

2023年を通じて・・・

 序盤は目標もあいまいで業務に忙殺されていた感があるが、後半にかけて別れもありつつ、新しい出会いもあり、刺激を受けて中短期の目標が明確になったので良かったと感じます。
 長期スパンの計画が明確にならないのが、もどかしい。(すぐに決めるものでもないが、転職するのか、しないのか。ただし、いつでも転職したるわ、いつでもクビになってもかまへんという気持ちが勉強のモチベーションになった)

2024年をこんな年にしたい!(する!)

よいお年を・・・と書くつもりだったが、気が付いたらもう年を越していた。
そんな一年の始まりも悪くないと思う。
さて、今年は次のような1年にする!
「体重3kg減+トレーニングの継続」
「甲種第3類と甲種特類消防設備士を取得」
「甲種危険物取扱者を取得」
「勉強で切り捨てた新聞と本を読む時間を復活させて、積み上げた新聞と本を読み切る」
「やると決めたことに対して強欲に取り組む」


以上になります。

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