好きな曲は「不死鳥」と「花鳥風月」。彼らは私の世界のはじまり。
2021年8月17日 火曜日
今日は私が初めてバンドに陶酔したアーティスト、SEKAI NO OWARIの記念すべきデビュー10周年の日だった。
朝からTwitterやInstagramではお祝いの投稿をたくさん目にした。
もうデビューから10年も経ったのかと思うと、私もそれだけ歳を重ねたことを今更ながら自覚させられる。
彼らに出会ったのは私が中学二年生の頃だった。
もうねぇ、反抗期真っ盛りで勉強もろくに出来なかったし心の底で常に誰かにぶつけたい気持ちを抱えていたわ。
はじめて彼らの曲を聴いたのはテスト勉強をすると言いつつ、開いただけのノートや教科書と睨めっこしている時だった。
深夜のラジオにハマっていたあの頃、お気に入りのラジオデッキから流れたスターライトパレードにときめいたのが忘れられない。
バンド名はなんだかこの世の終わりみたいなSEKAI NO OWARIだし、アーティスト写真を見たらピエロが存在感を放っているもんだから、ちょっと不安に思ったのもたしかだった。
それでも、彼らが世に送り出したいくつもの幻想的な世界観とメッセージ性の強い楽曲は、私の心を掴んでやまなかったし、もっともっと遠く離れた所に連れて行ってほしいと願った。
彼らに出会ってから、たくさんのバンドを聴くようになったし、これまで以上に色んなきっかけをくれるラジオを愛するようになった。
セカオワという愛称が繋げてくれた人やモノはどれくらいあるだろう。
数えきれないほどある中の一部に過ぎないが、私は彼らの紡いだ軌跡に救われた1人だ。
今までの10年、これからの10年、いや10年と言わず何十年先でも私のベストアーティストであることに変わりはないだろう。
いつまでもかっこいいセカオワについていきたい。