お客様の家に入れてもよい条件
スタッフの素顔
テキパキのスタッフは彼らにでしかできない本業やライフワークを持っている人が多いです。体力や心に余力があるため時間がある時に別の仕事をして経験値を増やしたい、人に喜んでもらって自分のエネルギーを増幅させたい、といった動機があるように思います。
そんな訳でそれぞれが独立しているため、ネガティブな事で仲良くなろうとするような人は居心地が悪くなり循環します。よくある女同士の見栄の張り合いや嫉妬などもなく女性の職場としてはやりやすさが保てているのでお客様のお宅によい空気が残せていると自負しています。
秘密保持と4つのバロメーター
作業中は私語禁止、仕事中に見聞きしたことを家族にも話さないことを
ルールとして誓約しています。
プロフェッショナルな家事サービス提供者としてこの方はどうかな、と判断する4つの兆候をあげてみますと、
①ゴシップやスピリチュアル好き
②フェイクニュースを信じる
①②はコミュニケーションツールの範疇でガールズ?トークにあげているなら許容範囲ですが、同時にお喋り好きな性格と並行することが多いため秘密保持意識に注意を向けます。
③お客様にあれこれ提案する
④いない人のネガティブな話をする
③、④は謙虚さという点で微妙です。③にしてみれば今しがた聞いたばかりの自分よりも、当事者である相手の方が深くそのことについて考え尽くしているということを前提に話を「聞く、そして共感する、提案は求められたらする」でよいのです。④はおばさんにありがちですが論外です。優しさや面倒見の良さから成るものだとしても提案や告発は的外れのことが少なくありません。
プロ意識とプレイヤー
プロトタイプな女性的特徴を持つ方と家事ができる層は割と重なっています。”クセ強めなオバちゃん型家事プレイヤー” は小説などのネタとしては面白くはあるのですが、テキパキでは社会的に責任のあるお客さまのお立場を守るため、見極めが必要です。いじめの論理にもつながることですが仲良くなると派閥ができたり いずれ仲が悪くなります。テキパキの目的はいい仕事を安全に納品することなのでお客様とも仕事仲間とも必要以上に仲良くなる必要はありません。
家が現場というリスク
ハウスキーパーをCtoCでマッチングするサイトもありますね。手軽ですが見ず知らずの人をプライベートスペースに入れることは大きなリスクがあります。
令和の現代で性善説で見知らぬ人を自宅に迎え入れるというのはあまりにも無防備というものです。富裕層であれば尚更です。一見して良さそうな人でもネットワークビジネスや宗教、政治活動を行っている人もいて悪気なく勧めてきます。家事を簡単な仕事と捉えている人の中には、金銭的に困っていて手っ取り早くお金を得られると考える人も少なからずいるでしょう。
働く人の多くが組織に属することが煩わしいと思う人が昨今では多いようですが、ワーカー側も知識なし、警戒心なしでは危険があります。第三者のいない密室での仕事というケースもあり、客観的な証拠がなければ、室内で起こったことを証明できません。現に私も修行時代紹介制のエージェントからの仕事で「もしかしたら生きてここから出られないかも…」と思ったことがありましたし、一緒に働いてきた人の中でも過去に危険な思いをしたという話を聞くことは少なくありません。なので2人以上で訪問することにしており、ワンルームなど物理的な条件でどうしても1人しか必要ない現場であればタイムリーに連絡をとり合いながら作業を行っています。
リスク回避にコストを払うということ
業者を使い慣れたお客様はそのようなことをよく理解されているので、安く済むからといって安易にマッチングアプリなどでハウスキーパーを探すような事はおそらくありません。私たちのお得意様はそのような層で10年以上など長くお使い下さっている方が多くいます。
家事と仕事と育児のワンオペの個人的な経験から、この思いやりで人を助けるサービスが社会に良いものとして受け入れられ、存続するよう心から願っています。自宅に人を入れるサービスを受ける際には安全面もよく考えて危険な人を家に入れないフィルターとしてテキパキのようなプロバイダーをご活用ください。
https://www.teki-paki.jp/
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