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Microsoft 365にCopilotがバンドルで値上げ

以前 note にも書きましたが、ついに Microsoft 365 に Copilot がバンドルされましたね。オーストラリアなど、何カ国かではすでにバンドルが始まっていたので、とうとう上陸したかという感じです。

外国では、月額 1ドル程度の値上げだったので、そんなに大きな値上げではないと思っていましたが、日本では月額 700円程度と結構大幅値上げ。日本のユーザーは従順だからちょっとぐらい大きく上げても問題ないということでしょうか?(日本の官僚や政治家みたいだな)

Microsoft 365 で Copilot が使えるようになったのはいいのですが、ネックなのは利用回数制限。月に 60回までしか使えず、1日換算なら2回程度。頻繁に会議や資料作成をするビジネスパーソンには物足りないかもしれません。

もし、回数を気にしないで使いたいのであれば、今まで通り有料プランの「Copilot Pro」への加入が必要です。たしかに負荷がかかりすぎると問題なので、回数制限を設ける意義はわかるのですが、なんか足下を見られているような感じがしちゃって、ちょっと嫌ですね。

また、「そもそも Copilot なんてイラネ」という人には値上げは受け入れがたいと思います。そんな方には Copilot は使えないけどお値段据え置きの「クラシックプラン」というものに変更可能です。ただし、こちらは期間限定との話なのでお早めに。

これ以外にも細々と色々な要件があって、マイクロソフトに足下見られているような感覚を抱きます。きっとこれは自分の被害者意識なのでしょうけど、なんだかねぇ。

というわけで、Microsoft 365 に Copilot が搭載されて起こる影響などについては、↓のブログで割と詳しめに解説しました。よかったらご覧ください。

Copilot Pro って Microsoft 365で Copilot が使える点がアドバンテージだったわけですが、それがなくなって存在意義が一気に薄れた感じがしています。だからこそ、何かいいところはないのか・・・?

そういえば、ChatGPT の音声会話モードのように、Copilot も会話ができるんですよ。これは有料プランだけのアドバンテージ。せっかくなので、試しに使ってみました。

「東京の明日の天気を教えてください」
「申し訳ありませんが、最新の天気予報情報にはアクセスできません。一般的には、東京都の冬は寒くなりがちです」

使えねぇな。
流石にもうちょっと使い勝手が向上してくれないと、本当に存在意義がなくなってしまう。とりあえず 3,200円は高すぎる。値下げしてくれ。

というのが正直な感想です。

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