ドラマ「季節のない街」 最終回
山本周五郎原作は62年から書き始めたらしい…それを
宮藤官九郎が現代の仮設住宅地に置き換えた。
ナニが起きてから13年、仮設住宅の人々は立ち退きを迫られた。
ナニというのは…まぁこのような人達は存在しないし、実際に仮設住宅に住んでいる人達にも迷惑がかかるのがあって…だからでしょうね…
しかし、彼らを追い出す土地の???の狡猾的で人を馬鹿にしたようなやり方も…
「これは実際は違う」で良いのでしょうか?
山本周五郎は当時の貧民街の暮らしを取材して書いたらしい。
ところで、一番悪いのってこの場所では三木本(鶴見辰吾)でしょうに…
怖すぎなのかほとんどの人間は逆らわない。
世の中そうなのかもね…
あの熊ですら三木本には何も言わない、怒らないのですよ。
そして島さんに怒りの矛先を向ける近所の酔っぱらいオヤジ。
学生運動ですか?…
ところで急に現代風
やがてみんなの怒りの終焉
惜しむらくは、ワイフ(奥さん)が火を背にしていたので
顔がよく見えなかったところです。
私は前から、ワイフ(奥さん)の誇らしげな顔を懐中電灯で照らして欲しかった…
↑奥さんはキツくて傲慢に見えたのでタツヤ達は島さんに凄く同情をしていたんですよね…
だけど島さんの夫婦アイだけは本物だった。
クドカンは…こうなんだよなと思った。
小説はもっと淡々とリアルだそうです…
まだ未読です。
そして最後の方で、主人公が編集者に
この街の話しを書いた原稿を見せたら
「私は好きなんですよね〜
だけどもっとフレンドリー系で
誰も傷つかない系じゃないとね
私は好きなんですけどね〜」
と原稿を突っ返す。
このひとことだけで
これは「不適切にも程がある」のように《今の時代にはギリギリライン超えてますよねぇ?無理かも、もうこういうのは時代に合わないから勘弁してねぇ もうやめてねぇ》
と言われたようなオチになっていて良かった。
かなり深夜放送だったし
「不適切にも程がある」より
キツかったのかも
だけどこの街の連中は笑顔なんです…
クドカンのやりきった感じが出ていた。
猟師の大漁旗も、クドカン感が出ていましたね…
あまちゃんと云う人もいましたが。
季節のない街
✳加筆修正致しました