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女の心を描く鬼才天才楳図かずお先生


©わたしは慎吾 楳図かずお
私のインスタグラムから

©闇のアルバム
長く聴いていると
「うあーっ!何だこれ!うわぁあ!」
と言いたくなる。
漫画と同じです。
歌詞、作曲、歌手、楳図かずお先生。

※これからもこういう文章が続きますが、100%褒めています。
美術家のダリか、それ以上の存在。


©赤んぼ少女
子供の時は怖かったが
もの心がついてきたらタマミに同情…
©赤んぼ少女 タマミ 

でも可愛い女の子にたいして
あそこまでやるのはやりすぎですよ
タマミちゃん。



⑤ ©イアラ
様々な夫婦が出てくる…が
信じられない事が次々と起こる。
主題のカップルだけは純粋でしたか。
と、思ったけど
何人か純粋すぎて良い結果になる場合も
ありました。
「愛は狂気」という帯がついていた「イアラ」
これを読むと
恋愛をしなくても、大人になれる?

女の美醜、それに悩む女心を追求する男 楳図かずお

©洗礼
でもそうだったけど、
おろちでも
美醜に悩む女の苦しみが

これでもか!!

というほど出てくる。

だから、女の読者の方が多い気がします。

しかし、「洗礼」の結末を読んで
「ええっ!!リアル!そっちの方が怖い!」
と思ってしまった。


©おろち

女の美醜についての苦しみも含め
人間の心の奥のわだかまり、怖さを描く。
おろちはいったい何なのかは…

「猫目小僧」よりも謎。


©14歳
1巻辺りは理解出来る。
だんだん理解出来なくなる。

こんな漫画は無い。

楳図先生が最期に描きたい事を全部描いた気もする。
でも…最初の頃の話しは何処に行った…
あと「漂流教室」っぽい付け足しは
入れない方が良かったかもしれないです。

追記∶今日、やっと気がつきました。
チキン・ジョージという存在の意味の分からなさに振り回されていましたが
「漂流教室」の学校だけが行った先…
その手前の話が「14歳」なので単行本の新たな継ぎ足しは良いのだと。

地球の食料が無くなってくる。

突然世界中で緑色の髪の子供が産まれる。

突然地球の全植物が枯れて無くなる。

→大統領達のその場しのぎの知恵で
植物の代わりにプラスチックの植物を地球上に植える。

X裏庭映画保存会から

©14歳
©14歳
©14歳


©14歳


そして
「漂流教室」で、何年?何百年か後に未来に飛ばされた子供達が植物だと思っていたものが
全部プラスチックだったので…

同じ世界線上の話しで
そこに学校が現れたんだと気が付きました。(遅い

それにしても楳図先生の最後の連載漫画が「14歳」
っていうのは、本当に良いところで筆を置いたなと思いました。

その後に楳図先生の展覧会用に「わたしは慎吾」の続きのような絵を何枚も描いてますよ?
画集で買いたいです。


©神の左手悪魔の右手

「神の左手悪魔の右手」怖すぎて目が離せない漫画。
グロテスクにも程がある!

しかしこの「影亡者」を私は欲しいと思ってしまった。無敵なんだもの…
周りは大変な事になるけどね。
※少女の後ろにいる背後霊が影亡者

まとめ

ちなみに伊藤潤二先生は楳図先生の漫画を読んで育ったそうです。

他にも色々漫画を書いていますが
私が選んだ楳図先生漫画は
①わたしは慎吾
②イアラ
③おろち
がBESTでした。
しかし無性に「神の左手悪魔右手」の影亡者が読みたくなってきました…

※加筆修正致しました。

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