運動と勉強を毎日欠かさずスプレッドシートに記録し続けて、5年になる
なぜ記録しているのか。
昨日の自分に勝ち続けたい。これが一番大きい。
2015年頃はサーフィンとランニングの記録をメモ程度につけていた。サーフィンはエクセルで管理し、ランニングはアプリで管理していた。
先月よりたくさんサーフィンをすることが楽しかった。先月より多く走ることが楽しかった。
でも、既存のツールにはすぐに不満が募った。
「サーフィンとランニングが合算で管理できたらいいな」
「年間での合計運動量が見てみたいな」
すぐに自作のエクセルで管理をはじめた。毎日が最高に楽しくなった。
5年近くが経って趣味の幅が増え、勉強も始めた。
機能に対する要求が増えた。
「目標と進捗が管理できたらいいな」
「勉強と運動を合わせて可視化したいな」
細かなアップデートを繰り返し、今ではすべての運動と勉強を記録して、月別・競技別の予算を設定して進捗を追いかけている。
ちなみに2019年度(私の暦では1月が期初)の目標は、勉強と運動の合算で前年比103.5%だ。
どうやって管理しているのか
文字通りスプレッドシートに記録している。私の場合は勉強・サーフィン・ランニング、自転車、スイムの5つについて、競技ごとに30分単位でメモをとるところから始まる。
サーフィンを3時間楽しんで10キロ走り、2時間勉強をした日にはそれぞれ
Surfing:3 Run:10 Study:2
という内容を記録する。
ここでのポイントは、管理のkeyをカロリーで揃えることだ。詳細は省くけれども、ある程度の根拠を持って時間あたりのサーフィンや勉強、走行距離をカロリーに換算して単位を揃えている。
ある程度と書いたのはここの正確性を厳密には追い求めていないからで、粒の揃ったデータを長期的に蓄積して可視化することに重きを置いているからだ。
これをグラフに表すと以下のようになる。
どうやって可視化しているのか
可視化シートの一部を紹介する。
左上が月別・競技合算の進捗を示すグラフで、2015・2016・2017・2018と過去4年の自分のパフォーマンスがいっぺんに確認できる。
右上が年間・積み上げ・競技合算の進捗を示すグラフで、このグラフは年間を通じて過去の自分のパフォーマンスとの比較が可能だ。
下の部分のグラフはこれまでのパフォーマンスを月ごとに単純に並べている。競技を超えたパフォーマンスの全体像や、シーズナリティを考慮した長期的な総活動量をみることができる。
他にも
四半期単位でパフォーマンスを追いかけたり、年間単位まで粒を大きくしてポートフォリオ的にパフォーマンスを考えたりしている。
右下のグラフは年間単位でのパフォーマンスを集計しているグラフで、赤・青・黄色が運動、緑が勉強だ。
こうやってグラフにすることで
・2017年を境に、勉強に大きく工数を寄せていること
・直近5年間は、合計のパフォーマンスという意味では右肩上がりを維持できていること
・直近の運動量は大幅に減少しているが、勉強量は昨年以上を達成できそうなこと
などがわかる。
可視化したデータをどうやって活用しているか
目標設定と予実管理に活用している。
これが積み上げの予実管理グラフだ。
先にも書いた通り2019年は昨対比103.5%で予算を設定した。
予算・達成率・月別のパフォーマンス・過去の実績を一目で見られるように可視化している。
5月現在の達成率は107.73%。今のところ進捗は順調だ。
これ以外に競技別の予算設定もしている。年間のサーフィン量や勉強時間、走行距離などだ。そして全体を見ると順調に進捗しているけれども、競技別に見ると未達の部分もある。
左側のグラフで月別・単月のパフォーマンスを管理、右側のグラフで月別・積み上げのパフォーマンスを管理している。
・ランは順調だが、サーフィンは全然足りていない。
・5月時点で予算の半分だ。もはや年間の達成が厳しい。
などなど、ひたすら活動をエクセルに記入して可視化して目標設定して進捗を追いかけている。
「うまくいかない」部分をどのように計画して達成に近づけるか。
このトライアンドエラーを楽しんでいる。
このNoteでは今後
・どのようなロジックでスプレッドシートを構成しているか
・どのように予算を設定しているか
などを通じて、タスクや目標の管理と実行について書いていこうと思っている。
まあ、この記録も「データを記録して振り返って活用して楽しむ」という私の趣味の一環なのだけれども。
今日はこんなところで。