自己愛性パーソナリティ障害=発達障害+ダークトライアド

私の母は発達障害(ADHD)だと診断されました。性格はダークトライアドです。今回、自己愛性パーソナリティ障害の記事を読み、ピッタリ当てはまります。ここでは自己愛パーソナリティ障害についてまとめたのを投稿します。はたして 自己愛性パーソナリティ障害=発達障害+ダークトライアド なのでしょうか!? 

自己愛性パーソナリティ障害:自己愛性パーソナリティ障害の特徴は、「自分には才能が有り、特別な人間だと信じている」「恥をかいたらカッとなり、激昂する」というものがあります。

・自分を中心に、相手を巻き込んだり自分のアピールをしてしまう
・自己愛性パーソナリティ障害とは?
・自己愛性パーソナリティ障害の原因とは? 正常な「自己愛」との違い
・勝ち負けにこだわり、周りを蹴落とす
・接し方のヒント

自分を中心に、相手を巻き込んだり自分のアピールをしてしまう

周りの迷惑を考えない行動で誰かを振り回したり、自慢話ばかりしたりするような人がいると、対応に困ってしまうことがあります。自己中心的でプライドが高い性格は、もしかすると「自己愛性パーソナリティ障害」かもしれません。

自己愛性パーソナリティ障害の人は、架空の実績を周囲に話したり、批判されると過度に怒ったりするなどの言動がみられます。周囲からすると、どうしてそのような言動をとるのか分かりにくいかもしれませんが、多くはプライドを守るための行動です。

自己愛性パーソナリティ障害とは?

自己愛性パーソナリティ障害とは、「自分は特別な存在だ」という誇大な自己イメージを抱くことで、人間関係上の支障が生じるものです。次の3つの行動的な特徴がみられます。

・誇大性:「自分は特別な扱いをうける存在だ」という現実よりも誇大した自分のイメージがある。

・褒められたい欲求:「自分は特別だから褒められて当然だ」という考えを持っている。そのため、他人からの批判に敏感で、ひどく怒ったりする。

・共感性の欠如:「自分が世界の中心だ」と思い、他人への思いやりを持ちにくい。

自分に対するイメージが高いことで、他人から批判されると、反抗してしまうことが特徴です。

自己愛性パーソナリティ障害の原因とは? 正常な「自己愛」との違い

「自己愛」と聞くと、ナルシストをイメージするかもしれません。しかし、自己愛は人間に備わっている「自分を愛する力」であり、「自尊心」や「自己肯定感」の源になるものです。

自己愛は、幼少期から発達し、成長とともに自分に向けていた愛情を他人にも向けられるようになっていきます。しかし、自己愛が成長過程でゆがめられたり、十分に育たなかったりすることで、パーソナリティ障害とされるレベルになることがあるのです。

例えば、成績が悪いと叱責されるという環境で育つと、できない自分に対する「恥の感覚」が強くなりやすいでしょう。そのため「良い成績を取れない自分」という、できない自分を否定してしまうのです。「できない自分を認めるのは恥ずかしいことだ」という恥の感覚が強いことから、大人になってからも理想の自分であろうとし続けます。他人から批判されると、理想の自分でいられなくなるため、激しく抵抗してしまうということが起きるのです。

自己愛性パーソナリティ障害は、理想の自分と現実の自分との間にギャップがあり、その差を認められないことで生じます。

勝ち負けにこだわり、周りを蹴落とす

特徴的な態度としては、勝ち負けにこだわるところがあります。他人を蹴落としてでも勝ちたいという思いが強く、手柄を横取りしたり、嘘を流したりするなどの強硬策に出る場合もあります。

周囲を手助けすることもありますが、恩を売って味方につけようという動機からなされます。他人のために何かをするということは少なく、自分の利益を考えて行動するところが特徴です。

接し方のヒント

自己愛性パーソナリティ障害の人が好む競争にはのらないことが最も大切です。自慢話が多いときには、極力傾聴し、可能であれば「すごいですね!」とリアクションするとよいでしょう。また、手助けをされた場合は、感謝をしつつ、その後は積極的に頼らないようにするとよいでしょう。基本的には、自己愛性パーソナリティ障害の人には、戦わずに程よく調子を合わせつつ、一定の距離を取るようにすることが重要です。

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