👽アステカ・マヤの宇宙人図鑑👽

まいどまいどでおま〜🐍🐍🐍

いや、最近アステカ神話とかマヤ文明について色々調べものをしているんやが登場人物が多すぎたり、同一神だったりして自分の中でもよくわからんくなってきたから暇なのでnoteでまとめてみたぜ。

前回ノートでまとめた「ケツァルコアトル」「テスカトリポカ」は勿論のこと、他にも沢山の神様(どう見ても宇宙人)が時代を創造し破壊していたようだぜ。その神様たちが実際に暦の日に当てられており、アステカでは「トナルポワリ」マヤでは「ツォルキン」という暦として呼ばれるようになったようだ。しかも今はではアップグレードされ占星術としても活用されている。そこに関してはまた別に記事で紹介しよう。
とにかく神々まとめていきたいと思いますます。

今回はどちらかと言うとアステカ神話の神々を紹介する感じでおま！前の記事の「天地創造」や「5つの太陽伝説」なんか見てもらうと世界観が少しはわかってもらえるかなぁ〜

目次クリックで貴方の気になる宇宙人にひとっ飛び🌈

ケツァルコアトルvsテスカトリポカ

・トナカテクトリ(天上の創造神)

トナカテクトリ（Tonacatecuhtli）は、アステカ神話に登場する創造神・原初の神で、妻の「トナカシワトル」とともに誕生と生産を司る。又、老いた創造神として表され、誕生・創造・火・トウモロコシと関係するようだ。トナカテクトリは子供の誕生と関係するようで、トナカテクトリとその妻のトナカシワトルは13層からなる天の一番上にあるオメヨカンに住み、そこから地上に霊を降ろすことによって人間の子供が生まれる。トナカテクトリとトナカシワトルは赤いテスカトリポカ、黒いテスカトリポカ、ケツァルコアトル、ウィツィロポチトリの4柱を生んだ。600年後に彼らは新しい世界を創造したそうだ。暦の上ではトナルポワリの20日周期の最初である「ワニ（シパクトリ）」の日を司り、トレセーナという暦の上での最初の日である「1のワニ」を司る。
トナカテクトリとトナカシワトルが産んだ4柱がこの現象界でのプレーン役を担ったということだ。

・ケツァルコアトル(豊穣、金星神、ククルカン)

ケツァルコアトル（ナワトル語: Quetzalcōātl 英語: Quetzalcoatl）「羽毛ある蛇」アステカ神話の文化神・農耕神である。また金星神、風の神とも考えられた。別名「エエカトル（風の神)」「トラウィスカルパンテク（金星神）」「セ・アカトル（夜明けの神）」「ショロトル（双子の神）」マヤ文明では「ククルカン」という名で崇拝されており、トウモロコシから人々を作った逸話も存在する。

神話では平和の神とされ、人々に人身供犠をやめさせたという。ケツァルコアトルは戦いを嫌い、たとえ他の神々が反対しても人間に味方する心優しい神とされる。また、翡翠の宝石の発掘と工作、織物の技術、時間の算定方法、星の運行、暦の作り方などの生活技術から、断食や節度ある生活、他者に対する愛情、過ちの訂正などといった豊かな精神活動に至るまで、ケツァルコアトルはこと細かに人間に教えていった。
ケツァルコアトルは生命をもたらす「金星」の神でもあった。金星は夜の闇とともに地平線に姿を消し、次の朝再び東の空に輝く為、死からの復活を表しているとされた。これが死から蘇ると伝えられる蛇と結びつき、ケツァルコアトルを示す星だと考えられていた。

5つの太陽伝説では第2の太陽「4の風」を司っており、ケツァルコアトルまたはエエカトルと呼ばれていた。

・テスカトリポカ(黒曜石の鏡)

テスカトリポカ（Tezcatlipoca）は、アステカ神話の主要な神の1柱である。「ケツァルコアトル」の兄弟であり宿敵。この2柱が対立、争い、創造によって地球に生命が誕生したと言われ、神々の中で最も大きな力を持つとされていた。Tezcatlipoca は、ナワトル語でtezcatl （鏡）、poca （煙る）という言葉から成り、従ってその名は「煙を吐く鏡」を意味する。鏡とは、メソアメリカ一帯で儀式に使用された「黒曜石の鏡」のことを表すようだ。

その神性は、夜の空、夜の風、北の方角、大地、黒耀石、敵意、不和、支配、予言、誘惑、魔術、美、戦争や争いといった幅広い概念と関連付けられている。この神の持つ多くの別名は神性の異なる側面を示している。

5つの太陽伝説では、第1の太陽は「4のジャガー」といい、テスカトリポカが主宰し、巨人が支配していたが、ジャガーが巨人を喰い殺し滅亡したようだぜ。

・エエカトル(風の神、ケツァルコアトルの化身)

エエカトル (Ehēcatl) は先コロンブス期の風にまつわる神で、アステカ神話やメソアメリカのうちメキシコ中央部に由来するその他の文化の神話で崇められていた。ほとんどの場合、風神としての羽毛のある蛇神（アステカ・マヤおけるケツァルコアトル）の一側面として解されており、そのため　エエカトル＝ケツァルコアトル　としても知られる。
風はあらゆる向きに吹くため、エエカトルは方位とも結びつけられた。

アステカ創造神話において、神々が自らの作り出した人類に満足できなかったゆえに第4の太陽が破壊された際、神々はテオティワカンに集った。その地でナナワツィンとテクシステカトルが火に飛び込んで身を捧げ、太陽と月になった。しかし彼らは動かないままでいたので、エエカトルが強く風を吹きつけて動かした。

第5の太陽の創造に関するアステカの伝説において、エエカトルはすべての神々が身を捧げられるように手助けをしていたが、ただ「ショロトル」だけは変身を繰り返して逃れようとし、最後に「アショロトル」となることで、他の神々のように世界を照らすための犠牲となることを免れたという。

エエカトルはかつて人間の女性「マヤウェル」と恋に落ちたことがあった。ふたりの愛の営みが1本の樹を育てることになった。

5つの太陽伝説では、第2の太陽の時代を支配していた。トナルポワリでは「4の風」を司る。

・トラロック(雨と豊穣の神)

トラロック (Tlaloc) は、メソアメリカ文明の宗教で信仰された雨と雷（稲妻）の神。「ヌウアルピリ 」 とも呼ばれる。トラロックは山の中の洞窟に住むと考えられ、大地に含まれる水とも関係が深いと言われている。

トラロックが干魃と雨を司っていると信じたアステカ人が、子どもを生け贄として捧げていたことから、アステカ文明で信仰されていた雨の神として有名である。

テオティワカンで主神、雨神としての信仰は隆盛をきわめた。

テオティワカンにおいてトラロックは、他の神々と混同されてきたが、大きな目玉と上唇、大きな歯を特徴としていることのほかに、最近の研究によって口の中にジャガーの犬歯と睡蓮を表す文様を伴うトラロックAと、大きさがほぼ同じ円錐形の歯をもちサポテカの雨神コシーホに似た二又に分かれた舌を持つトラロックBと呼ばれる姿に描かれていることが解明されてきた。
テオティワカンの衰退とともにその信仰は一時弱体化した。

トラロックは花の女神である「ショチケツァル」と結婚したが、テスカトリポカが女神を連れ去ったため、「マトラルクエイェ」と再婚。「ウィシュトシワトル 」と呼ばれる姉がいる。

5つの太陽伝説で、第3の太陽の時代「4の雨」といい、トラロックが司る。

・チャルチウトリクエ(翡翠、水の女神)

チャルチウトリクエ（Chalchiuhtlicue）は、アステカ神話に登場する水の女神。 その名前は「翡翠のスカート」を意味している。

「トラロック」の妻、姉、または母とされる。また他の水の神と同様、ケツァルコアトルとともに出現することが多い。トラロックと同様に山の中に住み、時に応じて水をもたらすが、それは人間によい影響をもたらすことも悪い影響をもたらすこともある。トラロックとの間に「月神テクシステカトル」を生んだとも伝える。

チャルチウィトリクエは新生児の守護女神でもあり、また病気などから赤ん坊を守るとされた。産婆が新生児を水で清める時にチャルチウィトリクエの名を呼んでその加護を求めた。


5つの太陽伝説においては、第4の時代「4の水」を司り、大洪水にて世界を滅ぼしたとされている。

・トナティウ(光り輝く者、太陽神)

トナティウ（Tonatiuh）は、アステカ神話における太陽神。その名前は「光り輝く者」「暖める者」を意味する。

体は赤く塗られ、髪は金色であったり鷲の羽根飾りで彩られたりし、太陽を象徴する輝く円盤を備えている。また、トルテカでのトナティウは、明けの明星とみなされる神ケツァルコアトルとしばしば一緒に描かれていることがある。

トナティウは好戦的な戦神の側面も併せ持ち、当時のアステカの民は、捕虜をしばしばこの神への生け贄として捧げていた。

トナティウは生命の供給者であり、5つの太陽伝説の中で5回変わった太陽のうち現在天上にある第5の太陽「4の動き」そのものであり、アステカの20ある暦日（トナルポワリ）の19日目である「キアウィトル（Quiáhuitl＝「雨」）」の守護神である。トラルテクートリやウィツィロポチトリと同様に人間の生贄を頻繁に要求する神であり、多くの心臓と血がこの神に捧げられた。

またトナティウ自身もテクシステカトルとナナウアツィンの犠牲によって生まれた神である。生まれたトナティウ＝第5の太陽はそのままでは動かず、生贄の血を要求した。これをなだめるために神々はケツァルコアトル=テスカトリポカ？(僕の考察)を呼び、彼の黒曜石のナイフで自分達の心臓を取り出させた。

・トラウィスカルパンテク(金星神、破壊神、ケツァルコアトルの化身)

トラウィスカルパンテク（Tlahuizcalpantecuhtli, ）は、アステカ神話に伝わる破壊神。明けの明星（金星）の擬人化で、その名は「曙の主」を意味する。激しく燃えさかる槍（光線）を投げつける姿で現される。

古代アステカでは、金星からの光はあらゆる災いをもたらすものとされ、金星の運行が熱心に研究されていた。

実際にこんな魔術があるよう…「槍」のレプリカである黒曜石のナイフを『鏡』として、空から降ってくる金星の光を反射させ、 
その光を浴びせることで攻撃する。 
この黒曜石のナイフを用いた人間の使う「槍」は術式も含めてレプリカで、 
神様が扱うような本物の「槍」を使えば世界中の人が死ぬらしい。(普通に怖すぎる.笑)

かつて「太陽神トナティウ」が誕生した時、トナティウは神々に生け贄を求めた。その事に腹を立てたトラウィスカルパンテクは、太陽に向かって槍を放った。しかし、太陽に槍を跳ね返され、自身の頭に刺さってしまう。その瞬間から「イツラコリウキ」になってしまったという。

ケツァルコアトルの化身ともされる。

・ショロトル(金星、ケツァルコアトルの双子)

ショロトル（Xolotl）は、アステカ神話の神。ケツァルコアトルの双子とされる。 双子、怪物、奇形などを表わし、球戯とも関係がある。「動き(ollin)」の日の印および16番目のトレセーナ「1のハゲワシ」の守護者だが、このトレセーナに生まれた者は悪党になりやすいと言われた。


ケツァルコアトルの双子、またはナワル（分身）とされる。装身具はしばしばエエカトル＝ケツァルコアトルと同じものだとされ、巻き貝や星の飾りを身につけ、頭部は「犬の形状」をしている。

古い時代の人々は、双子を一種の奇形として恐れていた。このことからショロトルは、神と双子であると同時に、人体の奇形や、2本のトウモロコシが一緒に生えるなどの植物の異常を象徴することにもなった。

太陽創造の神話によれば、空に上ったものの動かない太陽を運行させるために神々は自ら生贄になることにした。エエカトルが神々を殺す役になったが、ショロトルは「私を死なせないでください」と言って大いに泣き、眼球とまぶたが流れ出してしまった。そして彼は二股のトウモロコシや二股のリュウゼツランやメキシコサラマンダーに変身して逃げたが、結局つかまり生贄にされた。

ショロトルが冥界に旅して持ち帰った前時代の人間の骨の断片に神々が流した血を掛けて生まれた男女はアザミの乳汁で育てられ、新しい人間の祖となった。彼は犬の頭を持つ神で、冥界で死者の魂を導くと信じられていた犬と関連があった。金星(ケツァルコアトルと同一神の為)でもあるショロトルは冥界に赴く太陽の供をしたと考えられる。

・マヤウェル(豊穣、プルケの女神、400のうさぎの母)

マヤウェル（Mayahuel）はアステカ文明においてリュウゼツランあるいはマゲイという植物に関連付けられた女性の神格である。マヤウェルはアステカ神話の母性や豊穣を司る性格を併せ持った女神たちの一員であり、多産や滋養の概念と結び付けられる。

マヤウェルはアステカにおけるリュウゼツランあるいは「マゲイ（アオノリュウゼツラン）の女神」として知られる。また、マゲイの加工品の1つである酒と結びつけて語られることもある。
おそらく最も重要なマゲイの加工品は「プルケ」として知られるアルコール飲料であり、多くの公式な行事や儀式・祭典などで顕著に使用されていた。この延長線上で、マヤウェルはしばしばプルケに関連した文脈において登場する。

マヤウェルの配偶神とされるのは、「飲酒と酩酊の神であるパテカトル」である。また、酩酊の神々である「センツォン・トトチティン（「400のうさぎ」の意）」の母親とされている。

プルケの起源に関しては、、、風の神でありケツァルコアトルの化身でもある「エエカトル」は、マヤウェルに天上を離れ共に地上に降りてほしいと願う。マヤウェルはこれを受け入れ、二人は絡み合った枝を持つ木となる。マヤウェルの「始祖母」である「ツィツィミトル」は二人を追い、二人が変化した木を発見する。激怒したツィツィミトルは木を破壊する。マヤウェルはツィツィミトルの配下であるツィツィミメによって食べられてしまったが、エエカトルは無事であった。エエカトルが畑に撒いたマヤウェルの骨は成長してマゲイとなり、プルケの原料となった。

アステカの20ある暦日のうち、マヤウェルは8番目である「トチトリ（ウサギ）」の日の守護神とされてることから、トチトリはツォルキン(暦)における「金星」の惑星コードなのでさしずめマヤウェルが「ビーナス(金星の女神)(妻)」エエカトルが「ケツァルコアトル(金星神)(夫)」というのが僕の考察っす！

・ショチケツァル(妊婦、出産、花、喜びの女神)

ショチケツァル（Xochiquetzal）は、アステカ神話の花の女神。「花(xochitl)のケツァール(quetzalli)」を意味し、若い娘の性的な力、花、喜びなどの女神であるが、また機織りなど工芸の守護神でもあり、妊娠と出産を司る。

ショチケツァルは「ショチピリ」および「マクイルショチトル（「5の花」）」と対応する女神である

ショチケツァルはアステカ暦の「1の鷲」のトレセーナを司る。

ショチケツァルの司るトレセーナに生まれた女子は、行儀よく育てばショチケツァルの力を得て優れた機織りの能力を得るが、そうでなければ不品行になるとされる。

尚、嵐、雨の神である「トラロック」と結婚していたのだが、「テスカトリポカ」がショチケツァルを連れ去った為、トラロックはマトラルクエイェと再婚。

・トラソルテオトル(地母神、稀れ、浄化、癒しの神)

トラソルテオトル（Tlazolteotl）は、アステカ神話の地母神のひとり。穢れの神格化であるとともに、浄化・癒しの神でもある。穢れ（肉体的な病気と精神的な罪の両方）を癒し、とくに性行為の犯罪や過剰による病気を司る。

トラソルテオトルにはさまざまな性格があるが、「大地と月の女神」であり、「豊穣と出産の女神」でもあった。8年ごとのアタマルクアリストリの祭では、若いトウモロコシの神であるシンテオトルとともにトラソルテオトルが祈りの対象とされた。

「ショチケツァル」と同様に愛の女神でもあるが、トラソルテオトルが司るのは肉欲的な愛である。(なんかやらしい感じがしますなぁ〜)

また「火の神シウテクトリ」と近い。トラソルテオトルはシウテクトリと共通の鼻飾りをつけている。

アステカ暦では260日の祭祀暦であるトナルポワリの「ジャガーの日」を司り、「1の動き」のトレセーナの神でもある。

・シウテクトリ(健康と火の神)

シウテクトリ（Xiuhtecuhtli）は、アステカ神話の火の神である。名前は「トルコ石の主」を意味する。その名のとおりトルコ石のモザイクで飾られており、トルコ石の冠や、しばしばチョウの形をした胸飾りをつけている。

アステカ暦においてシウテクトリは重要な役割を果たす。シウテクトリは「1のヘビ」および「1のウサギ」のトレセーナを支配する神である。

またカレンダー・ラウンドの終わりに行われる新しい火の祭りでは生贄がシウテクトリに捧げられる。

・テクシステカトル(月神)

テクシステカトル（Tecuciztecatl)は、アステカ神話の月の神。ナワトル語で「ホラガイの人」を意味する。メツトリ（「月」）とも呼ばれる。図像的にはサギの羽根の頭飾りとホラガイをつけており、このことは月と水棲動物の間に関係があると考えられていたことを表しているみたい。

テクシステカトルは現在の太陽である第5の太陽の創造説話に登場する。『フィレンツェ絵文書』によると、まだ光のない時にテオティワカンに神々が集まり、テクシステカトルと「ナナワツィン」の2神を生贄にして太陽を創造しようとした。テクシステカトルは裕福で高慢な神で、黄金・宝石・羽毛で祭祀を行った。ナナワツィンは貧しく慎しい神で、紙と草で祭祀を行った。祭祀が終わるとそれらを地面に積みあげ、それが太陽のピラミッドと月のピラミッドになった。それから神々はまずテクシステカトルを火の中に飛びこませようとしたが、テクシステカトルはためらった。ナナワツィンが先に火に飛びこみ、それを見て自らを恥じたテクシステカトルもまた火に飛びこんだ。ナナワツィンは火の中から黒い鷲として現れたが、テクシステカトルの飛びこんだときには火の勢いが落ちていたために黒い斑のあるジャガーになった。それからナナワツィンとテクシステカトルは太陽となって東方に出現したが、太陽が2つあると明るすぎるため、神々はテクシステカトルの方にウサギをぶつけてその光を減らし、月とした。しかし太陽は動かなかった。ほかの神々が生贄になり、「ケツァルコアトル」の導きによって太陽は動きだし、月もそれにつき従って動くようになった。

・ナナワツィン(太陽神、食糧起源の神)

ナナワツィン（Nanahuatzin）またはナナワトル（Nanahuatl）は、アステカ神話の神。太陽の創造説話と食料起源説話に登場する。

[太陽の創造]

アステカ神話では、世界は創造と破壊を繰り返し、そのたびに新しい太陽が創造された。いわゆる「5つの太陽伝説」である。第5の太陽、すなわち現在の太陽である「4の動き」の創造にナナワツィンが登場する。

世界がまだ闇のなかにあった時、テオティワカンに神々が集まって、太陽を創造するためにふたりの神を生贄にすることになった。ひとりは裕福だが高慢な神「テクシステカトル」であり、もうひとりはみすぼらしいナナワツィンだった。ふたりはまず4日間にわたって儀式を行ったが、テクシステカトルは儀式にケツァールの羽根や宝石や黄金を使ったのに対し、ナナワツィンは草や彼自身の血を使った。炎の中に身を投じる段になって、テクシステカトルは4回にわたってためらったが、ナナワツィンは勇敢に炎に飛びこみ、太陽に変身して東の空に出現した。自分の臆病さを恥じたテクシステカトルもその後に飛びこんで第2の太陽に変身したが、神々はウサギを投げつけてその光を暗くし月にしたんだぜ。

太陽と月は東の空にあって動こうとしなかったため、神々は自らを生贄として捧げ、「エエカトル（風神としてのケツァルコアトルの名前）」が風を吹くことで太陽は動きだし、月もそれについて動きだしたようだ。

・ミクトランテクトリ(冥界、死の神)

写真コレしかなかったんだよな！爆笑

ミクトランテクトリMictlantecuhtli は、最下層の冥府ミクトランの王であるにして死の神である。「頭から落ちるもの」を意味する。

ミクトランテクトリは蜘蛛、梟、蝙蝠、間際、北の方角に関連付けられ、点々と鮮血が着いた頭蓋骨や骸骨、または眼球を突き出した人として描かれる。彼の頭飾りは梟の羽と紙の旗で飾られており、人の目玉の首飾りを着けている。時には蝙蝠の姿で表されることもあるようだ。

ミクトランテクトリは、妻のミクトランシワトルと共に窓のない家に住んで死者を支配している。また、ずる賢い性格をしている。

双子の神「ケツァルコアトル」と「ショロトル」は新しく人間を再生させるために、ミクトランテクトリの挑発をかわし、前の時代の人間の骨を盗み出した。ミクトランテクトリは彼らを追いかけたが逃した。途中で彼らが骨を落として折ってしまったため、創造された人間達の背格好がバラバラとなったんだそうな。(今の人間の背格好がバラバラなのもそういうことか)

・最後に……

とりあえず16柱の「神」と呼ばれたり「死神」「戦争の神」や、「豊穣、多産の神」「破壊神」「金星神」「太陽神」「月神」などなど色々な宇宙人を紹介したが気になる宇宙人を見つけることはできただろうか？

実際にアステカで神々が実際に暦に当てられていたり、守護神として扱われている「トレセーナ」や「トナルポワリ」(紹介ででてきた　4の風　や1の鷲　など)は現在における「ツォルキン」とも関連があるので次回に紹介していきたいと思うぜ！コレがめっちゃくちゃ分かったら面白んだコレが！！

一応関連のマガジンも載っけておこう。

20の太陽の紋章キーワード

太陽の紋章キーワード集｜はじめskywalker｜note

ではまた次回にゃ👽👽👽