風向きを見る
夕べ娘が言うことには
「なんか、みんなを見返したくなってきた。学校に行こうかな。学校が怖いとか、トラウマだとか、ほんとはとうの昔にどうでもいいんだよね。行かない癖がついちゃって、めんどくさいんだよね」
さあ、ここで飛びついちゃ事を仕損じる。
「ふーん。ま、本気でそうしたいときはそう言って。幸いお母さんは出勤が遅いから、あんたを車で学校に送ってやれるよ」
「分かった」
卒業証書は私が1人で職員室にもらいに行く覚悟を決めていたけど、これは?もしかして?いやいや、期待を膨らませすぎてはいけない。
ここまで待ったんだ。最後まで本人のリズムに任せよう。そう決めよう。