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振り返る意欲

最後にこのマガジンに投稿したのは、去年の9月だった。
もちろん、その後もすったもんだのけっこう濃い日々を過ごしていたが、嵐の真っ只中にあっては客観的に書く意欲も自信も湧いてこないものだ。気づくと更新が止まって1年余りになっていた。

この3月に中学生を終えた娘は、今、通信制の高校一年生だ。とうとう3年間、中学校にはほぼ通うことなく、もちろん卒業式にも参加しなかった。

高校への進学を検討するときは、抜きん出た才能の持ち主をその道のプロフェッショナルの手で育て上げる、という高校と、発達障害を持つ子を主に受け入れるという高校、2つを見学し自ら後者に決めた。
やれやれと安心したのもつかの間、娘は入学式の翌々日に「学校には行かない宣言」を放ったのだった。それから半年余り。

さて通信制の高校で単位を取るには、必ずスクーリングに出席する必要がある。
11月5日、3泊4日のスクーリング初日。つい3週間前まで、この場に来られるとは正直思っていなかった。娘の中で、ようやくジワリと歯車が回り始めたのかもしれない。

高校進学前から最近までの貴重な日々を、そろそろ書き留めておきたいと思えるようになった。

と、ここまで書いて問題勃発だ。スクーリング初日を終えた娘が「もう帰りたい」と言い出した。
さて、どうなることやら…。

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