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将棋レッスン11

矢倉の棒銀対策

今回は相矢倉戦での棋譜添削をしていきます。

先手の駒組みは上手い

先手は▲88玉と入城しないで▲69玉のままが良い。
何故かと言うと「棒銀の端攻め」から遠い位置にいるからだ

参考棋譜

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲7七銀 △8五歩
▲7八金 △6二銀 ▲5八金 △9四歩 ▲9六歩 △7四歩
▲6六歩 △7三銀 ▲6七金右 △8四銀 ▲7九角 △3二銀
▲6八角 △1四歩 ▲5六歩 △7三桂 ▲4八銀 △5二金右
▲6九玉 △3三銀 ▲2六歩 △3一角 ▲2五歩 △5四歩
▲3六歩 △3二金 ▲3七銀 △4一玉 ▲4六銀 △4四歩
▲5五歩 △同 歩 ▲同 銀 △4三金右 ▲5八飛

方針を決める

vs棒銀で、ここからの方針、指し方が今回のテーマです。

▲37銀
銀を繰り上げていく

飛車の横利きが通るのが大きい

△41玉▲46銀

先手も棒銀で行きたくなるがダメだ。

中央が薄い

棒銀は「中央が弱点」だ
△44歩▲55歩

相手の形を見て攻める場所を変える

△同歩▲同銀

5段目の銀が居座る事が出来れば
戦法問わず作戦成功だ

△43金右▲58飛

△54歩を打たせない▲58飛

最終図は先手の棒銀対策成功だ

実戦は生モノなので少しずつ形が違い
簡単では無いのだが
「方針」や「弱点」などを意識した手を
「積み重ねる」事が一番大事です!

以上です。ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?

こういう難解な箇所、局面はzoomを使った
ねこまどの一対一のオンラインレッスンの講師として
詳しく説明しているので、ぜひとも活用してほしい

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