歯は一生もの!子どもへの歯磨き指導の実態は?
人にとって歯は一生もの。
小さい時から正しい歯磨き習慣を身につけることはとても大切です。
今回は保育園や幼稚園で行われる歯磨き指導の実態にせまりました!
乳児・幼児に歯磨きが必要な理由
おおよそ3歳くらいで歯が生えそろい、上下のかみ合わせができあがります。この頃になるとチョコレートやラムネなど、おやつのバリエーションも広くなりますよね。
最初に生えそろうのはもちろん乳歯ですが、「乳歯は永久歯に生え変わるから大丈夫」という安易な考えは禁物!乳歯は永久歯よりも虫歯の進行が早いため、治療せずに放置するとすぐに痛みが出て悪化してしまいます。虫歯が長引くと生え変わりや永久歯の歯並びにも影響します。さらに歯並びは輪郭や咀嚼する食物吸収にも影響してくると考えれば、その重要性が分かりますよね。
さらに、乳歯の時に虫歯が多かったお子さんは、口腔内に虫歯菌が多い状態になり、永久歯に生え変わっても虫歯にかかりやすい傾向が続くと言われています。将来生えてくる永久歯を守るためにも、乳歯からの歯磨きは必須なのです。
幼稚園で行われているさまざまな指導の工夫!
①音や歌に合わせて歯磨きをする
歌に合わせることで、楽しくリズムに乗りながら歯磨きをすることができます。幼児向けの歯磨きの歌もあります。歌と合わせて手を動かすことで、退屈な気分を紛らわせることができます。『アンパンマン』『しまじろう』など人気キャラクターの歌はYoutubeなどでも閲覧できます。
②大好きな人気キャラクターの歯ブラシを用意
好きなキャラクターの歯ブラシを用意することで、歯磨きに興味を持たせることができます。歯磨きがニガテなお子さんにはキャラクター歯ブラシを持たせてあげましょう!「○○ちゃんの好きな○○と一緒に歯磨きしよう!」と、お子さんに声をかけるのもいいですね。
③分かりやすいホワイトボードシアターで子どもたちの興味を引く
苦手なこと、飽きてしまうことに対して興味を持たせることが大切です。ホワイトボードシアターは分かりやすくもあり、子どもたちの興味を引くにはぴったりかもしれません!
子どもたちが自発的に歯磨きをしたくなるような工夫が大切ですね!
歯ブラシ選びのポイント!
お家での歯磨きはママさんパパさんが仕上げ磨きをしてあげたりもしますよね?歯ブラシの選び方にポイントはあるのでしょうか?
歯ブラシは、かならず「本人磨き用」と「仕上げ磨き用」とを分けて用意します。歯ブラシを選ぶ際には、それぞれ次のことを意識して選ぶとよいでしょう。
【本人磨き用】
・柄が短く太く、握りやすいもの
・ヘッドが小さいもの
【仕上げ磨き用】
・柄が細く長く、大人がペンを持つように握る(ペングリップ)際に持ちやすいもの
・ヘッドが小さいもの
・大人用のコンパクトヘッド歯ブラシではなく仕上げ磨き専用のもの
本人用も仕上げ用も、ヘッドは小さな子どもの口に入りやすいよう、小さなものを選びます。毛の固さは、「やわらかい」としなりすぎてしまって汚れがとりきれないこともあります。「ふつう」の固さを選ぶとよいでしょう。
ただし、歯が生える際に歯ぐきが膿んでしまったり、出血してしまったりして痛い場合には、毛がやわらかいものを選ぶようにしましょう。
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幼稚園の思い出をおさめたお子さまの写真。
保護者の皆さまがインターネットから閲覧・購入可能。
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