2024年秋アニメ最終感想
★★★★★・・・個人的名作
★★★★・・・・個人的良作
★★★・・・・・個人的佳作
★★・・・・・・ちょっと残念(個人的期待外れ)
★・・・・・・・個人的に合わない
「青のミブロ」★
「歴史に残る悪女になるぞ」★★
「青のミブロ」の前の作品は「ヒロアカ」であり、元々作画レベルが非常に高い作品ではありましたが物語も終盤に入ってその傾向がより顕著になり観応えを感じていた反動もあり非常にガッカリな作りでした。
まぁ制作会社が「MAHO FILM」の時点で分かってはいましたが・・・。本当に低カロリーな作画、観応えが全く無く、なんとなく物語を追っていますが原作の良さ(原作未読)を引出しているとは思えませんでした。
作者の安田剛士先生と言えば僕自身、サッカー漫画の「DAYS」は全巻読みました。細かな描き込みが多い先生だと思っていてそこをアニメで活かすのは難しいとは思いますので演出やアニメらしい動かし方を期待する訳ですが残念ながら僕自身観るべきところは全くありませんでした。
放送枠自体は全国ネットレベルですのでそれに合わせた制作会社さんを起用してほしい・・・!
「歴史に残る悪女になるぞ」については制作会社さん以前に「悪役令嬢」ものの「ゲームに転生して既存キャラや物語に影響を与えて本編とは違う流れに沿って行く」というテンプレートから外れる事はないため既視感しかないという感想しかありませんでした。
「ブルーロック 第2期」★★★★
この作品を観たサッカー好きのアニメが言うには「これはサッカーですか?」との事(笑)まぁ兄が本当にそんな気持ちで言ったのではなくちょっとした冗談で言ったのですが確かに各キャラがこの作品のテーマらしくエゴイストらしく見せるプレーにそういうツッコミはあるのも分かりますが僕らは「キャプテン翼」を観ていたので今更驚く事は無いと思います。
僕としては確かにプレー自体は極端で凄すぎるとは思うもののアニメとして描かれるサッカー選手としてのプレーは現実の動きに沿っていてリアリティも感じ見応えがあります。
また「エゴイスト」というテーマがありながらもそのプレーが味方や相手のプレーも上手い事引出しているのでエゴイストを前面に出しながらも結果的にチームプレーも生み出している上手さを感じます。
各キャラ達も試合前の掛け合いや「あでぃしょなるたいむ」で描かれるコメディタッチの掛け合いを観ると普通の高校年代の子という印象を受けますし上手くバランスの取れた作品だと思うのです。
「七つの大罪 黙示録の四騎士第2期」★★★
この作品を観ると強烈に思うのは「どうか続編があるのならばこの枠で放送して欲しい」という事です、この作品の前作である「七つの大罪」は深夜枠に動いてからまぁぁぁぁぁぁぁ酷かったですから(苦笑)
「七つの大罪」は最後までアニメで描かれたとも思いますがやはり今作品のように高いクオリティで描いてくれるとファンも喜ぶと思うんですよね、ジャンプ作品でいうと「ヒロアカ」みたいに高水準でラストスパートを切っている作品もありますし今作品もそうであってほしいのです。
「オーイ!とんぼ 第2期」★★★
原作をアニメ化する以上、ある程度のエピソードや台詞のカットは当たり前(実写ドラマも同様)です。それで言うとこの作品での2期のメインは主人公であるとんぼが島を出て初めての試合に出場してライバルであるつぶら、ひのき、エマとの戦いが描かれています。
その前段としてとんぼは予選に挑むのですがここで一緒にラウンドしたのが自分の運転する車で最愛の夫と義母を亡くした島さん。原作における彼女のエピソードや義父との関わりが泣けるのですがそこがカットされていてショックでした・・・。
この作品ではそれぞれのキャラがゴルフを通して普遍的な生き方の学びを得られるのですが特にとんぼたち若い世代に挑む島さんの人生が観ているこちらが励まされ、心が揺さぶられるのですが是非描いてほしかったので残念でした。
しかしながら前述の通り原作をアニメ化して1クールに収めるのであればこれは仕方がない事・・・仕方がない事なんですけど島さんの一連のエピソードは別枠として描いてほしいなと、僕自身の思いとして感じました。
「夏目友人帳 第7期」★★★★
この作品もとうとう7期目に入り1期が2008年ですから随分長いシリーズとなりました。僕は2010年代から徐々にアニメにハマっていったのでこの作品を観始めたのは少々遅いのですがそれでも毎回楽しみです。
「友人帳」について名取が知ってから大きな動きがあるのかと思っていましたが特になく基本的に1話完結の妖と人の関係、生きている時間の長さの違いから描かれる物語がしみじみと、それでいて観た後の切なさと前向きさを感じさせてくれるのは流石ですね。
基本的に夏目に普段から関わる妖や人間は良い人ばかりで好きですが塔子さんや多軌がお気に入りなのでもうちょっと深めのエピソードをお願いしたいところ(笑)
それと主人公である夏目を演じている神谷浩史さんは今回のクールでは「ブルーロック」にて絵心甚八を演じていて180度違うキャラなのでそのギャップを楽しんでいます(苦笑)
「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期」★★★★
「ダンジョンに出会いを求るのは間違っているだろうかⅤ【豊穣の女神篇】(第5期)」★★★★
「Re:ゼロから始める異世界生活3rd season」★★★★
「転生貴族・・・」については2期になっても安定の面白さ、今回はアルスが本格的に戦場に出ていくだけあって敵も多く出てきますがその敵にもちゃんと下地があるので見応えがあります。
1期ではアルスが戦場に行く事で人を殺す事がどういう事かを父であるレイヴンに学ぶのですがそこをキッチリ描いてくれたおかげで戦に勝ったと後に戦死した部下を思いその家族に手紙を涙ながらに書く場面が泣けましたね。
こういうリアリティのある描写は毎クール量産される異世界転生モノでは珍しくも王道感があるしこういう作品がもっと増えてくれたらいいのにと思います。
そして3期の制作も決定という事でこういう良作品が今後も観られるのは嬉しい限りです。
「ダンまち」も「リゼロ」も大分長い間続編が作られている作品でありますがキャラや世界観が作り込まれており且つ、それを制作会社さんが最大限に引き出しているため、物語の広がりとともに面白さも増してくるという素晴らしい作品であります。
「村井の恋」★★★
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第2期」★★★
「らんま1/2」★★★
「ラブライブ!スーパースター!! 第3期」★★★
「MFゴースト 2nd Season」★★
「甘神さんちの縁結び」★★
「ひとりぼっちの異世界攻略」★★★
「メカウデ」★★★
「ダンダダン」★★★★
「百姓貴族 2nd Season」★★★
「株式会社マジルミエ」★★★
「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」★★
「きのこいぬ」★★★
「ネガポジアングラー」★★★
「アオのハコ」★★★
「トリリオンゲーム」★★★
「合コンに行ったら女がいなかった話」★★★
「鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season」★★
「来世は他人がいい」★★
「結婚するって、本当ですか」★★
「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(第2期)」★★★
「チ。―地球の運動について―」★★★
「星降る王国のニナ」★★★
「シャングリラ・フロンティア 2nd season」★★★
「最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える」★★★
「君は冥土様。」★★
気に入ったOP、ED曲
「怪獣」(「チ。-地球の運動について-」OP)
(サカナクション)