スキレットのすすめ
スキレットがあると人生が捗る
と言う話です。
や、鉄製品って、ぶっちゃけ重いしめんどくさそうだし大変そうな気がするんですよ。
まあ、重いし、ひと手間かかるのは事実なんですが_(:3」z)_
ただ、ひと手間だけでメシがうまくなるなら、生活クオリティは爆上がりであります。
それが、道具だけでどうにかなりますわけでして。
そして面倒さ、というのはかなりの部分で、慣れです。
しかも、コツがあるだけで、スキレットは意外なほど面倒でも無かったりするので。
そんなら、2枚くらいあると便利だよーという話です。
■メシがうまくなる
スキレットはメシがうまくなります、マジで。
最大のメリットですな。
まあ、お好み焼き、焼肉、すき焼き、餃子。
焼き料理のうまいやつはだいたい鉄製品です。
つまり、スキレット使うだけでプロの味になります。
特に顕著なのが餃子。
業務スーパーの冷凍餃子が、店の味になります。
いつでも好きな時にお家で餃子パーティ。
神か!
ビール片手に家飲みが捗ります。
ぶっちゃけ、特になんも料理しなくても、餃子だけで人生のクオリティ上がります。
ダッチベイビー、山芋焼き、ベーコンエッグ、鉄板焼きナポリタンなどなど。
夢が広がります。
■安い
スキレットは、凝ったもの買おうとしなければ、だいたい安いです。
そのへんでよく売ってる1000円前後のやつからでOK。
1人なら20cm前後のやつで十分です。
2個あれば、お好み焼きも重ねてひっくり返すだけで簡単。
それより小さいやつは目玉焼きベーコンとかおかずメインかな
16cmサイズでも餃子5個焼けますが、サブ用途が強いため、2個目のスキレットや、ダッチベイビー用のがおすすめですかも。
逆に20cmサイズよりでかいと、それで焼きそば焼く感じになると思いますがでかいので取り扱いが大変になります。
(重いし値段も上がるので、20cm超えるものは慣れてからでいいと思う)
とにかく、割と手頃サイズがお手軽でうまいのでおすすめ。
■手入れは案外簡単
鉄製品は錆びるし水飛ばしがめんどくさい。
ということで敬遠されがちですが。
実は見た目より全然めんどくさくないんですよ。
コツは一個だけ。
洗い物で、一番初めに洗う。
コレだけです。
たったコレだけで、鉄製品ライフは捗ります。
最初に洗って、弱火にかけておく。
すると洗い物終わる頃には水飛ばしが済んでます。
油塗るのは、馴染んでくれば毎回でなくても大丈夫です。
だいたい油料理するので、なんだかんだで油使いますんで。
つまり普通の洗い物とほぼ変わりません、楽!
なら、手に入れないなんてありえないですよ!
■欠点もある
一見すると無敵に思えるスキレットですが、残念ながら、道具なのでいくつか欠点もあります。
まあ普通のフライパンと同じで。
ある意味、使い分け的な部分でもありますけども_(:3」∠)_
■最初だけめんどくさい
鉄製品あるあるなんですが。
最初だけめんどくさいです。
鉄製品は基本錆びます。
それも想像を絶するくらいの速度で錆びます。
具体的には、1時間したら錆びてきます。
シーズニングしないと一晩で驚きのサビだらけに。
怖いですね_(:3」z)_
でも安心。
鉄製品は油を塗ることで錆びなくなります。
ただ、最初だけはシーズニングと言って、錆止めの油を馴染ませなければいけません。
まず防錆被膜を焼き飛ばして、サラダ油を塗って焼いて、馴染ませる工程があります。
オリーブオイルでなく、サラダ油か、ひまわり油でやってください。
んで、ゴミ野菜を炒めて、鉄臭さをとる感じ。
まあ、コレをやるからスキレットは他の調理道具より安いとも言えます。
ちなみに。
探すとシーズニング済みのモノもあります。
ただ、シーズニング済っていうけど、使い初めの数回は、水飛ばしてからちゃんとサラダ油塗っといてください。
初回のめんどくさい手間がないだけで、馴染ませる時期は手入れがあります。
馴染んでくると油が染みてくるので、水だけ飛ばしておけば、割とテキトーでも大丈夫です。
あと油汚れには強いので。
油料理のあとは、ぬるま湯で流すだけ。
汚れ落とせば割と適当に放置してても平気です。
とにかくぬるま湯で、普通のタワシやハンドブラシでこすれ。
こすったら弱火で水飛ばすのに空焼き。
焼いたら油塗れ。
初期はそのあと油焼き付けますが、慣れたら塗った時点で終わりで十分です。
なんなら塗らなくても割と平気になっていきます。
やるにしても数回に一度や、長期(3ヶ月以上)使わなそうな時だけで大丈夫。
■他の鉄製品が欲しくなる
スキレット最大の欠点です。
スキレットが使えるようになると、鉄製品に対する忌避感がなくなるため、他の鉄製品が欲しくなります。
マジで欲しくなります…。
使い慣れたが故に、ダッチオーブンや中華鍋に手を出したくなります_(:3」z)_
あと、スキレット2枚重ねてフタにする使用とかも便利なのでやりたくなります。
だってお好み焼きを苦労して返す必要なくなるんですよ!
特に、20cmサイズだと、ちょうど小麦粉100gサイズがたっぷり焼けるので。
そして、ダッチオーブンあれば、ハンバーグもすき焼きもやりたい放題です。
特にハンバーグではほぼ失敗がなくなります。
20cmで1〜2人用
24〜25cm3〜4人用
と考えてていいです。
そして、関東風のすき焼きは、何が起こったんだってくらいにうまくなります。
肉の火のあたりも柔らかくなるだけでなく、豆腐の火の通り具合がかなり差が出るのでおすすめ。
カレーもポトフも、25分火を入れてから25分放置で、じゃがいもほくほくです。
やばい。
鍋モノがどんどんダッチオーブンに侵食されていきます_(:3」z)_
憧れのココット鍋も、外側がホーローなだけで、あれってダッチオーブンですからね。
なので普通にシーズニングなどの手入れいります。
安いココットが最近出回ってるのは、そういう理由でもあります。
じゃあ、ダッチオーブンでいいんじゃね?_(:3」∠)_
ダッチだとフタの裏も肉焼き用のグリルプレートみたいになってたりするのもありますんで、ココットでないといけないとかでなければ、むしろダッチオーブンおすすめ。
(ココットの場合、取手が持ちやすいなどいくつか便利な点がある)
唯一、残った具材を持ち越しできないことだけがネック。
(ちゃんとシーズニング馴染んでれば一晩ぐらい持つんですけどもな)
ちなみに。
オーバルタイプのスキレットなどもあり、こちらはダッチオーブン的にもグリルパンとしても使えるので良き。
そして。
炒めは中華鍋です、絶対。
中華鍋は、炒める前に油返しと言って、油を馴染ませるアクションがあるのですけども。
そのせいで、毎回油をずんどこ使うもんだから、油を使い慣れるんですな。
油を使い慣れると、炒めだけでなく、揚げ物も油通しもバンバンやっちゃいます。
大変そうな料理のハードルがめちゃめちゃ下がっていくんですな。
さらに。
炒め物はめちゃくちゃうまくなります。
なにせ、コレ野菜大丈夫か?ってくらいに火を入れてるのに、歯応えシャキシャキなんですな。
アルミ鍋であれば、確実に野菜がしなしなになっているくらいなのに。
つまりズボラで適当ぶっこいてるのに、勝手に料理が上手くなります。
魔法です。
あと、中華鍋って取手がなんか熱くなりそうなイメージありますが。
あんなん、業務用コンロで、家庭の10倍火力でやるからなだけでして。
家のコンロごときでどうにかなったりはしません。
せいぜい、揚げ物長くやった時に少し暖かくなるくらいなので安心。
んじゃ、家のコンロだと火力足りなくない?
ってなりがちですけども。
山田工業所の、打出し厚さ1mm 27cm中華鍋がお家では最適です。
これとおたま、そしてオイルポット。
コレがあると人生が捗ります。
だってテフロンフライパンの炒め用のやつと、重さあんま変わらないんですよ。
なので。
ついうっかり鉄製品を手に入れてしまってですね。とっとと何作っても美味くなる人生を過ごすといいんじゃないかなと思います。
少なくとも。
スキレットで餃子焼くだけで、人生が幸せになりすぎるのでおすすめ。
そして、もしアウトドアに興味あるなら外でも焚き火でも使える、便利な調理道具です。
■おまけ:カセットコンロ タフまる
さらにいうなら。
焚き火まで行かなくてもカセットコンロが優秀で便利でして。
イワタニのタフまるJr.ってカセットコンロがめちゃ優秀。
(人数やスキレット、ダッチオーブンの大きさによっては、大サイズのタフまるのがいいです)
20cmまでは公式にダッチオーブン対応(タフまるは24まで)なのでなかなかにおすすめアイテム。
ダッチオーブン正式対応のコンロはなかなかありません。
しかもこのコンロ。
熱効率がとんでもなく高いのです。
何せ、家でやる場合、ひと缶で5回以上焼肉できます。
やー、最低のトロ火で全然焼けちゃうんですよコレ。
すき焼きもいけます。
ガス全然減らない…。
しゃぶしゃぶなど大量の水を沸かすのはそれなりに火力がいりますが。
それ以外は鍋の保温もとろ火で全然いけます。
しかも、つまみの調整が超優秀でなめらか、微調整もらくらく。
カセットコンロの中でもかなーり使いやすいのでおすすめ。
特に、安心して鉄製品使えるのが便利。
アウトドアでも風速5mで焼肉可能というとんでもない性能です。
(流石に火は強める必要があります)
ばんばん肉焼きましょう、ぜひ!
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