【御徒町駅 ランチ裁判】判決 リピ70% スパルタンX、現る @スパゲティーのパンチョ 御徒町店
【注文内容】
・ナポリタン小 790円
・サラダ 120円
【判決】
リピート希望 70% 再訪猶予1年
【判決の理由】
スパルタンXって、名作ですか?
デンデケ デンデケ デンデケ デケデケ
デンデケ デンデケ デンデケ デケデケ
「アチョー!アチョー!」
ボヨヨヨーーーーン
このカタカナの羅列でスパルタンXを思い出せる人は、
漏れなく40代以上の元ファミコンプレイヤーだろう。
1985年6月に販売されたファミコン用ゲームソフト「スパルタンX」。
ジャッキー・チェン主演の映画『スパルタンX』を題材に作られているが
主人公とヒロインの名前以外に
共通点はまったくない
もうなんでゲームタイトルがスパルタンXなのか謎でしかないんです。
ゲーム内容は、敵を倒しながら1階から5階へ進み、5階をクリアで捕まったヒロインを助けることができる・・・
のですが、その後すぐさま1階に戻され、少し難易度が上がったステージを延々繰り返させられる・・・
要するに、終わりなき内容スカスカゲーなのだけど。
それでも、子供の頃の私はなぜかハマってたんですよねぇ・・・
つかみ男に掴まれてる間にナイフ男が投げたナイフにやられていたあの頃・・・
そんなスパルタンX時代を思い出させられたのは、スパゲティーのパンチョ 御徒町店でのある出会いがきっかけでした。
・・・
2024年6月某土曜日
ランチ難民と化し、フラフラと御徒町駅周辺を歩いていると
スパゲティーのパンチョ 御徒町店が目に入りました。
スパゲティは大好きだけど、ボリュームこそ正義のカロリー勝負で、味は二の次!なイメージがあったため、いまだに入ったことはなかった。
でも、それはただの偏見で。
実は激ウマな可能性は否定できない・・・
今日こそパンチョデビューの日だ!!(゚д゚)!
ま、店探すのも面倒なので入ってみよーぐらいの気合で、地下にあるお店へと潜入したのです。
ザッザッザッザ・・・
入口にある券売機の横にスパゲティ分量 早見表のようなものを発見。
小が茹で上がり300g・・・どこが小やねん┐(´д`)┌
と思いつつ、看板メニューであろうナポリタン小とサラダのチケットを購入。
天井から少し水漏れする素敵なシチュエーションに多少痺れながら指示された席に着くと、隣にはお父さんと男の子の親子連れが先に座っていました。
お父さんは普通サイズのナポリタン(たぶん小)で、そろそろ食べ終わりそうなフェーズ。
小学校3年生ぐらいと思しきメガネをかけたいまどき珍しい髪型(スポーツ刈り)の少年は、お父さんのナポリタンの2~3倍はありそうなナポリタン(たぶん大かメガ)を2割程度食べて残り8割のフェーズです。
むろん、少年の目はすでに死んでいた
もうね、明らかにサイズ間違ってるんです。
少年は、8割残った状態でこれ以上食えませんみたいな顔です。
間もなくしてお父さんがナポリタン小を完食。
一方、少年はうつろな目をしながらナポリタンを見つめています。
恐らく、お父さんは「小か中にしなさい!」って言ったけど
少年がゴネて大かメガにしたんだろうな・・・
で、実物を見た少年は超後悔したんだろうな・・・
で、お父さんは食べ物は残さず食べなさい主義なんだろうな・・・
黙ってナポリタンを見つめる少年。
黙って少年を見つめる父。
あ、これ
スパルタンXならぬ、スパルタン父やなこれ
父は一切、少年を手助けする素振りはみせません・・・
少年がこの後、一体どうなるのだろうか・・・
と思ってたら間もなく注文した品が到着。
えっと、はい。普通にナポリタンでした。
ソフト麺っていうんですかね?なんか太めのやわらかい麺で懐かしい味でした。おいしく頂きました。
で、私が食べ終わった頃
少年のナポリタンは残り6割でした
黙ってナポリタンを見つめる少年。
黙って少年を見つめる父。
少年の健闘を祈りつつ、今度もし来るならミートソース(もちろん小)にしようと思いながら店を出ました。
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