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清木場俊介さんの最後のライブに行ってきた話

ついにこのときが来てしまいました。
一番の推しというか、俺にとっての「神」の活動休止が。昨日はその活動休止前の最後のライブ。
その方とは、清木場俊介。

2001年にEXILEでデビューして、2006年にソロデビューして、今まで突っ走って唄われてきた方。俺は清木場の唄に本当に人生を救われてきました。昨日ライブで聴いた唄を中心に、自分の思い出とともに書いていきます。

あれはまだ、確か大学生のときだったかな。
高校までとは環境が変わり、周りの友人に馴染めずに、引きこもりがちだった時期があります。
そんなとき聴いた「今。」という楽曲。

初めて聴いたときにマジで衝撃を受けました。
こんなリアルな歌詞を、あんなに魂込めて歌うんだと。

その後2回、統合失調症の症状で入院することになるんだけど、俺の心の中にはいつも清木場俊介の「今。」が流れていました。だから、今日まで前を向いて歩いてこれたんだと思います。
俺の人生の応援歌。テーマ曲。
そんな様々な想いがつまった曲を昨日のライブで聴けて、本当に良かったです。

今からだいたい10年前、2014年頃。退院してから、近くのデイケアに通所していた時期。
この頃の唄は「One and Only」だな。
このときは将来や就労に向けた先が見えずに、もがいていました。帰りに仲良い人たちで、川沿いのベンチに座って「俺らならできる」と励ましあってたことが懐かしいです。今となってはそれも俺の青春の1ページ。

やっぱり闘病生活していると、どうしても悩んだり、消えたくなる時期は結構皆あると思う。俺もあった。
そんなときに聴くのは「生きる証」。
『悩んだり、迷ったりするのは生きている証。
他人を妬む前に、自分は幸せだと信じてみよう』
という歌詞に励まされてきました。

そして、誘惑に流されそうになったり、自分に負けそうになるとき。「生きてこそ」を聴きました。
『運とか時代のせいにしないで、運も実力もない自分を笑え。いつも通りの努力で駄目なら、いつも以上に努力するだけさ。今の自分に勝てないお前が明日の自分に勝てる訳はない』
ストイックで、本気で生きてる清木場が唄うからこそ、心に響きました。

現在、自分は35歳なんですが、清木場が同じ35歳のときにつくった「人生」。今考えると、こんな詩、同い年だけど今の自分にはとても書けないな笑。
『誰かのために生きることは、ダサいことじゃない』この言葉が響きます。この言葉を胸において、俺も生きていく。

そんな清木場自身も悩むことはある、明日が見えなくなることもあるという「終わりなき旅路の中で...」。そんなカッコつけない、等身大の姿が大好きです。

いじめっ子、いじめられっ子、男、女、その両方に属さない人、テレビの中の人、テレビを見ている人、金持ち、貧乏。
世の中には色々な奴がいるけど、皆赤い血が流れてる。皆それぞれ悩みはあるけど、生きている。という「人間じゃろうが」。これも聴けて良かった。

『お前はお前の道を行けばいい。お前だけの道をお前が行けばいい』という「You go your way」。
この唄もロックでかっけぇんだわ。

もっと色々、一晩中くらい語りたいけど笑。
長くなるんで、今回はこの辺にします。

本当に清木場俊介さん。今までお疲れ様でした!
ゆっくり休んでください。
そしてまた最高の唄を聴かせてください!
いつまでも待ってます。
ありがとうございました。

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