バットマンはゴッサムの何を変えたのか ダークナイト評
皆さん、こんにちは✋
突然だが、こう言いたい。
僕は映画『ダークナイト』が大好きだ。
まず、『ダークナイト』とは、2008年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の映画で、バットマンを中心とした「ダークナイト三部作」の第2作目のことです。この映画は、コミック原作の枠を超え、道徳的な葛藤や人間の本質に迫るテーマを描いた作品として高い評価を受けました。
特にヒース・レジャーが演じたジョーカーは、多くの人に衝撃を与え、もちろん僕もかなりの衝撃を受けた。
アカデミー賞も受賞した。
では、『ダークナイト』におけるバットマンは、ゴッサムシティに何をもたらしたのだろうか?
まず、映画の一場面である、取調室のシーン。
そこでジョーカーは言う。
さて、バットマンはゴッサムの何を変えたのでしょう?
バットマンの存在がゴッサムに与えた影響
バットマンは、犯罪と腐敗が蔓延するゴッサムシティに秩序をもたらすため、法律の外側で活動する存在です。バットマンの登場によって、ゴッサムの人々は正義が存在しうることを知り、警察や司法では取り締まることができない巨大な悪に対抗する希望を人々は持ち始めました。
しかし、ジョーカーが言うように、バットマンの存在はゴッサムにポジティブな変化だけでなく、ネガティブな変化も引き起こしました。ジョーカーはバットマンに対して「お前は変えてしまった」と言い、バットマンが出現したことにより、単なる犯罪者たちがもはや手の届かない存在となり、さらに新しい種類の悪を引き寄せたことを指摘します。ジョーカーのような存在は、バットマンの登場によって生まれた「究極のカオス」です。
ジョーカーの目的は何か
ジョーカーは、通常の犯罪者とは異なり、金銭や権力ではなく、純粋な「混沌」を追求します。彼の目的はバットマンを倒すことではなく、ゴッサムシティを完全な無秩序の状態に陥れることです。そのため、彼はバットマンを「ルールに従っている存在」として認識し、彼を試すために次々と倫理的なジレンマを仕掛けます。
ジョーカーがバットマンに「お前は変えてしまった」と言うのは、彼自身がバットマンによって呼び寄せられた象徴的な存在であることを意味します。バットマンが犯罪と戦うことによって、より大きな悪が生まれ、バットマンが秩序を守ろうとすればするほど、ジョーカーのようなカオスの体現者が現れるという皮肉です。
バットマンが変えた「永遠のもの」とは
結論として、バットマンはゴッサムシティに「希望」と「恐怖」を同時に与えました。彼は犯罪者に恐怖を植え付け、市民に希望を与えましたが、その一方で、ジョーカーのような混沌を引き寄せ、ゴッサムシティの犯罪構造を永遠に変えてしまったのです。
バットマンが存在する限り、彼は善と悪のバランスを取り続けることを余儀なくされ、その闘いは終わることがありません。ジョーカーは、バットマンが正義を貫く限り、その結果として新たな混沌が生まれるという「永遠のジレンマ」を強調しています。
『ダークナイト』は、ヒーローが単に悪を倒す物語ではなく、ヒーローの存在そのものが新たな悪を生むという複雑な世界観を描いています。バットマンはゴッサムを救おうとしますが、その代償として新たな脅威をもたらし、ジョーカーはその事実を指摘しているのです。
バットマンがゴッサムを「変えた」もの――
それは善と悪の永遠に続く闘いの始まりでした。
そう、僕は思っています。
いかがだったでしょうか?
皆さんはバットマンは何を変えたと思いますか?
ご意見お聞かせください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
では👋
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