100年前・お花を巡る物語り〜牧野富太郎が繋いだ須川長之助の功績とマキシモビッチの想い〜
牧野富太郎のことは、多くの方がご存知のことと思います。
このnoteは、現在の岩手県紫波郡紫波町で生まれた農家の長男で、植物学者・マキシモビッチ(マクシモービチ)との運命的な出会いによって、植物界に大きな功績を残した「須川長之助」の物語です。
■幕末・開国・明治維新〜激動の時代に
マクシモービチというロシア人の植物学者は、牧野富太郎ら明治初期の日本の植物学者からとても慕われ、多くの人を育て、現代の植物相の礎を築いた方です。
時代は幕末・開国・明治維新。サムライ文化から