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【読書記録】人生の授業レビュー
メンタルやられの際、藁をもすがる勢いで手に取ったのが本書で、とても助けられた。
今回はこの本を読んだ感想を記事にまとめたいと思う。
本の概要
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『人生の授業』は、著者の荻野弘之による奴隷の哲学者『エピクテトス』について解説、まとめられた1冊だ。
この本を読むと、哲学的な考え方を取り入れることによって自分自身と向き合い内面の強さを育てることが出来るようになる。メンタルの健康を保ちながら、日々の生活の中で直面するさまざまな問題に対処する方法が提供されていて、とても興味深い。
また、漫画風に描かれているページが多く、哲学初心者でもスッと頭に入ってくる点も特徴のひとつだ。
印象深い章
第1部 認識を正す
本書『人生の授業』の中で「自分でコントロールできることに注力する」というエピクテトスの教えが最初に描かれている。
これは、対人関係のストレスや挫折に直面したとき、私たちがコントロールできるのは自分の反応と行動だけでありそれ以外のことは軽く見よということが強調されている点をまず挙げておきたい。
これはとても大事な考え方と思っていて、会社生活、育児など対人関係や対環境的な側面が強い状況で効果を実感できる考え方だ。
もう一つ、「真の自由」という概念が紹介されている。これはどんな状況にあっても、自分の意志や行動は自由であるという考え方で、何か自分がミスをしたり不安になった場合に強力なメッセージとなって心に響く一節だ。相手が何を言おうとも、それを認めるのか認めないのかは自分次第。であるならば、良い方向に、肯定的に考えた方が圧倒的に楽になる考え方だ。
本書おすすめ度とどんな人に刺さるか?
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おすすめ度: ★★★★★(めっちゃおすすめ)
この本は、心が疲れている人、何かしらの失敗に直面して落ち込んでいる人にとって、非常に役立つ内容だ。読者は、自分の心の持ち方を見つめ直し、ポジティブな変化を感じることができるはずである。
ちなみに、『今すぐに少しでもメンタルやられを改善するために本書を内容を把握したい』という場合には、以下の動画視聴を強くおすすめする。私もこの動画をきっかけに本書を読んだが、アバタローさんの語りが加わることで添木のようなかたちで折れかけたメンタルを支えてくれた。
まとめ
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『人生の授業』は、著者の荻野弘之さんによる深く、影響力のある作品。自己認識を深め、メンタルの健康を保ちながら、人生の挑戦に立ち向かう力を与えてくれる一冊となっている。
本書をきっかけに、ストア派の哲学に触れることで、メンタルやられを回復しつつより強固なメンタルを手に入れられるかもしれない。全体的に強くおすすめしたい1冊だ。
※一部Chat GPTを利用して記事を作成しています。
※一部画像はDALL-E3で作成したものを使用しています。
更新日:2023/11/26