精神疾患がちょっと良くなる方法 マインド編
精神疾患をちょっと良くしたい場合には、とにかく他責思考だと思う。例えば自分は大学3年生になる前に精神疾患を発症し、在学中には治らず、新卒で会計事務所に入社したが、病気は悪化し、2年半で退職した。そこから3年間実家療養で引きこもりのような状態だった。
しかし果たして、病気になったのは、自分が悪いからなのか?3年間実家療養したのは、自分が悪いからなのか?いや、絶対に違う。単純に運が悪かったのだ。もともと病気になりやすい性質を持っていたのかもしれない。入社した会計事務所の環境が合っていなかったのもある。とにかく運が悪かったのだ。だから僕は全く自分を責めていない。完全な他責思考。でも、他責思考が正解なのだ。すべては運で決まるのだから。
また、治すのを諦めると、ちょっと楽になる。でもこれは、諦めようと思って諦められるものではない。色々な病気改善方法を試して、それでも全く効果がないということを繰り返して、数年が経過するにつれて、だんだんと諦めがついてくるという感じだ。治そうとする方が疲れるので、どうでも良くなってくるのである。特に、自分が病気になった原因を分析して、根本解決を図ろうとしたり、理論立てて病気を治そうとするのはやめた方がいい気がする。そっちの方がなんかストレスじゃないか?この世で上手くいくことは何もないとか、体調が悪い方が当たり前とか、体調が良かったらラッキーとか、自分の思い通りになることなんて一つもないとか、そういう感じで今は考えている。
ただ、全てが運で決まるということは、人生が良い方向に転がる可能性もあるということだ。自分は病気は治っていないが、人生がいい方向に転がる出来事が最近続いている。沈んだ分高く飛べるとか、人生楽ありゃ苦もあるさとか、そんなことを言っているのではない。別に、不幸続きで一生を終える人も確率的にはあり得るだろう。サイコロを100個同時に振って、全部同じ目が出る確率だってゼロではないのだから。でも少なくとも言えるのは、全てが運で決まるので、もしかしたら良い方向に転ぶような出来事がこれから起きるかもしれないということだ。
だから、自分で気張って自分の力で直そうとしなくて良いと思う。ただ生きるだけで良いと思う。何かいいことがあるかもしれない。そのためには、少なくとも健康に悪影響は出ないことをできる範囲で続けるのが大事だと思う。睡眠運動食事散歩趣味仕事をできる範囲でやっていくとか、そういうことである。
そして、チャンスが来たら思い切って乗ってみるのがいいと思う。もちろんそれで悪い方向に転ぶ可能性もある訳だが、もうすでに最悪な人生を送っている人にとっては、別にそうなってもいいと思えるだろう。ありきたりな病気改善方法だが、自分のコンフォートゾーンをちょっとずつ出て、ちょっとずつ広げるという事でしか、病気は改善できないと思う。
チャンスが来た時に、ちょっと気張ってしまいがちだと思うが、そこは注意して、全部運だと思って、流れに身を任せるようにすればいいと思う。というか、それくらいしかできることがない。それほど病気は厄介なものなのだ。もう考えるとかは辞めよう。